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結婚の為の準備

結婚前の顔合わせ!食事会ってどんな会?

結婚が決まり、いよいよ両家の親族が初めて顔を合わせる場として、食事会が選ばれることが多くなりました。かつては結納など、格式張ったしきたりに従って行われるのが一般的でしたが、最近では、堅苦しい形式を避け、和やかな雰囲気のなかで親睦を深められる食事会を希望するカップルが増えています。 食事会は、両家が親睦を深め、結婚を祝うための大切な機会です。新郎新婦にとっては、お互いの家族を紹介し、温かく迎え入れてもらうための場でもあります。また、両家の親にとっても、結婚を控えた二人のパートナーやその家族について理解を深め、今後の付き合い方を考える良い機会と言えるでしょう。 食事会は、レストランや料亭など、落ち着いた雰囲気の場所を選ぶのが一般的です。服装は、場にふさわしい、失礼のない程度にカジュアルダウンした服装を選びましょう。会話の内容としては、結婚式の準備状況や新生活についてなどが考えられますが、お互いの趣味や家族のことなど、共通の話題を見つけて会話を弾ませることが大切です。 食事会は、両家の絆を深め、結婚に向けて気持ちを一つにするための貴重な機会です。新郎新婦は、感謝の気持ちを忘れずに、両家の親睦を深めるために積極的にコミュニケーションを取りましょう。
和式

結婚祝いには紅白饅頭? 上用饅頭の由来と意味

お祝いの席でよく目にする、紅白に彩られた可愛らしい饅頭。私達には馴染み深いものですが、正式には「上用饅頭」と呼ばれる、日本の伝統的な和菓子の一つです。 淡いピンクと白の愛らしい見た目は、おめでたい席に華を添え、古くからハレの日に欠かせないものとして親しまれてきました。 上用饅頭は、その名の通り「上用粉」という高級な米粉を用いて作られます。きめ細かく滑らかな口触りは、上用粉を使うことで生まれるものです。 紅白饅頭が慶事に用いられるようになった由来は、平安時代にまで遡るとされています。当時の宮中では、中国から伝わった赤い米と白い米を蒸したものを、神様にお供えしていました。 この紅白の餅が、後の紅白饅頭のルーツになったと言われています。紅白の色には、それぞれ特別な意味が込められています。赤は「魔除け」、白は「清浄」を表し、二つの色が組み合わさることで、縁起の良いものとされています。 結婚や結納などの人生の門出を祝う席で、上用饅頭は、二人の未来が明るく幸せなものになるよう願いを込めて贈られます。 上用饅頭の由来や意味を知ることで、単なるお菓子としてではなく、特別な想いの込められた贈り物として、その味わいはより一層深く、心に響くものとなるでしょう。
結婚の為の準備

結婚式費用の内訳と消費税:知っておきたいこと

人生最良の日と言われる結婚式。しかし、その準備には夢と同時に費用面での現実的な問題もつきまといます。華やかな会場の装飾、美しいウェディングドレス、ゲストをもてなす料理の数々… これらを実現するためには、当然ながら費用が発生します。会場費、衣装代、料理代など、その内訳は多岐に渡り、最終的には高額になりがちです。 これらの費用全体にかかるのが消費税です。現在は、私たちが目にする価格表示は、すでに消費税込みの金額になっています。つまり、見積書に記載された金額が最終的な支払い額となるため、予算計画が立てやすく、計算の手間も省けるようになりました。ただし、内訳として消費税額が明記されていない場合もあるため、気になる場合はプランナーや式場に確認すると安心です。 結婚式にかかる費用は決して安くはありませんが、内訳をしっかりと把握しておくことが、後悔のない、そして笑顔溢れる素晴らしい一日への第一歩と言えるでしょう。