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結婚の為の準備

結婚式場選びの決め手!「正式予約」って何をするの?

数えきれないほどの結婚式場の中から、一生に一度の特別な日を飾るのにふさわしい、まさに運命の会場を探す旅。見学やブライダルフェアへの参加を通して、ついに心に決まる会場に出会えたとき、いよいよ「正式予約」という段階に進みます。「正式予約」とは、その名の通り、他のカップルからの予約を断り、その会場をあなたたちの結婚式のために確保することを意味します。 人生の新たな門出を祝う舞台を決定づける、非常に大切なプロセスの一つと言えるでしょう。 正式予約をする前には、まず会場側と希望の日取りや時間帯、招待客の人数などを具体的に相談し、見積もりを作成してもらうのが一般的です。会場によっては、仮予約という形で希望日を一定期間キープしてくれる場合もありますが、正式予約とは異なるため注意が必要です。 正式予約をする際には、所定の申込書を提出したり、予約金として一定の金額を支払ったりすることがほとんどです。予約金は、キャンセルが発生した場合の違約金に充てられるケースもありますが、多くの場合は、結婚式費用の内金として充当されます。 正式予約が完了すると、いよいよ結婚式に向けての準備が本格的にスタートします。招待状の作成や衣装選び、引き出物の選定など、結婚式の準備には多くの工程がありますが、会場が決まっていることで、具体的なイメージを描きながら進めることができます。
結納

正式結納の基礎知識

- 正式結納とは古くから日本で大切にされてきた結婚の儀式の一つに、正式結納があります。落ち着いた雰囲気の中で行われるこの儀式は、愛し合う二人の門出を祝うと同時に、両家の結びつきをより強く、確かなものにするための伝統的な習わしです。正式結納は、二人の仲を取り持つ仲人の存在が欠かせません。仲人は、両家の間を行き来し、結婚の意志や条件などを調整する重要な役割を担います。そして、婚約が成立すると、男性側から女性側へ、結納品と呼ばれる贈り物を贈呈します。結納品には、それぞれ深い意味が込められています。例えば、「帯料」は、これから始まる新しい生活を支えるという意味が込められており、「末広がり」を意味する扇とともに贈られます。また、「結納金」は、男性側が結婚生活を送るための経済力があることを示すものであり、両家の今後の親睦を深めるための資金という意味合いも含まれています。これらの結納品を受け取ることで、女性側は結婚の承諾を正式に表明することになります。このように、正式結納は、単なる儀式ではなく、両家の約束を形にし、結婚に向けて気持ちを一つにするための大切なプロセスと言えるでしょう。
結婚の為の準備

結婚式場との契約:大切な一歩を踏み出す前に

結婚式の日取りも決まり、いよいよ会場選びが始まりますね。数ある式場の中から、お二人の理想の式場を見つけたら、いよいよ「成約」という段階に進みます。「成約」とは、その式場で結婚式を挙げることを正式に決定し、契約を交わすことを指します。それは、夢のような一日が始まることを告げる、心躍る瞬間です。しかし、それと同時に、法的にも重要な約束を伴う一歩であることを忘れてはいけません。 成約の際には、通常、「契約金」と呼ばれる内金が必要となります。これは、式の準備のために会場側が確保する費用の一部を支払うもので、一般的には総額の10%程度が相場とされています。 成約後は、キャンセル規定が適用されます。人生における一大イベントである結婚式では、様々な事情で予定していた日程を変更せざるを得ない場合もあるかもしれません。しかし、成約後のキャンセルは、会場側にも大きな影響を与えるため、時期や理由によっては、契約金とは別に違約金が発生する可能性もあります。 これらの点を踏まえ、成約前に、契約内容やキャンセル規定についてしっかりと確認することが重要です。疑問点があれば、遠慮なく式場側に質問し、納得した上で契約を結ぶようにしましょう。 成約は、夢の結婚式に向けて、お二人が共に歩み始める最初のステップです。しっかりと準備を進め、最高の結婚式を実現させましょう。
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結婚の立役者!世話人ってどんな人?

結婚が決まったという喜びの声と共に、「親戚に紹介してもらって…」や「友人が間を取り持ってくれて…」といったエピソードを耳にすることがありますよね。 このように、結婚する二人の間を取り持ち、結婚を後押ししてくれる人のことを「世話人」と呼びます。 人生における大きな節目となる結婚において、二人の縁を繋ぎ、円滑な関係を築くためのサポートをする、とても大切な役割を担っています。 世話人は、単なる紹介者とは異なり、結婚に向けての準備や、両家の顔合わせ、結納、結婚式など、様々な場面に寄り添い、助言やサポートを提供します。時には、結婚する二人だけでは解決できない問題や不安が生じることもあるでしょう。 そんな時、世話人は、長年の経験や広い視野、そして何よりも二人に対する深い愛情を持って、問題解決の糸口を見つけ、二人を支え、励ましてくれます。 結婚は、二人だけの問題ではなく、両家の結びつきでもあります。 文化や習慣の違い、価値観の相違など、乗り越えなければならない壁に直面することもあるかもしれません。 世話人は、両家の橋渡し役として、それぞれの立場や気持ちを尊重しながら、相互理解を深め、円満な関係を築けるように尽力してくれます。 このように、結婚における世話人は、単なる仲介者ではなく、二人の幸せを願い、結婚という新しい船出を陰ながら支える、まさに「縁結びの立役者」と言えるでしょう。