結婚式における車代のマナー
「車代」とは、結婚式や披露宴に招待したゲストが会場まで足を運ぶために負担してくれた交通費に対して、感謝の気持ちを表すために渡すお金のことです。特に、遠方から来てくれたゲストや、結婚式で重要な役割を担ってくれる仲人、主賓などに対して用意するのが一般的です。
気になる金額ですが、ゲストの自宅から会場までの距離や、利用する交通手段によって異なります。遠方から飛行機や新幹線を利用して来てくれるゲストには高めに設定するなど、状況に応じて金額を検討する必要があります。一般的な相場としては、5,000円から1万円程度が目安とされています。
車代は、ゲストが受付を済ませた後、控え室へ案内する際に渡すのがマナーです。お祝いの席なので、失礼のない丁寧な言葉遣いと感謝の気持ちを込めて渡しましょう。「本日は遠方からお越しいただきありがとうございます。心ばかりですが、お車代としてどうぞお受け取りください。」といった言葉とともに、祝儀袋に入れて渡すとよいでしょう。