ウェディングドレスを華やかに!レッグ・オブ・マトンスリーブの魅力
レッグ・オブ・マトンスリーブとは、肩から肘にかけて大きく膨らみをもたせ、肘から手首にかけて細くなる袖のデザインのことを指します。
その名の通り、羊のもも肉の形に似ていることから、この名前が付けられました。
初めて登場したのは18世紀後半から19世紀にかけての、ロマン主義の時代です。
当時の女性たちの間で、コルセットでウエストを細く見せる代わりに、肩や腕を強調するファッションが流行しました。
レッグ・オブ・マトンスリーブは、肩を大きく見せることで、ウエストとの対比を強調し、女性らしい曲線美を演出するのに最適でした。
その後、一度は衰退したものの、1980年代に再び脚光を浴びます。
現代においても、ヴィンテージ感やクラシカルな印象を与えたいときにぴったりのデザインとして、ウェディングドレスやパーティー ドレスなど、様々な場面で愛されています。
レースやフリル、リボンなどの装飾を加えることで、より華やかで印象的な雰囲気になります。