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幸せを願うおまじない♡花嫁の靴に銀の6ペンスを

結婚式に花嫁が身に纏うものといえば、純白のウェディングドレスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は、ドレス以外にも、欧米では古くから「サムシングフォー」と呼ばれる4つのアイテムを身につけると幸せになれるという言い伝えがあります。 サムシングフォーとは、「何か古いもの」「何か新しいもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」の4つのことを指します。 「何か古いもの」は、祖先から受け継がれてきた家族の絆や伝統を象徴し、先祖の加護によって、これから始まる新しい生活が守られるようにとの願いが込められています。 「何か新しいもの」は、新しい人生の始まりを象徴するものであり、未来に対する希望を表しています。 「何か借りたもの」は、幸せな結婚生活を送っている人から幸せのおすそ分けにあずかるという意味があり、そのアイテムを通して、周りの人との繋がりや支え合いの大切さを示しています。 「何か青いもの」は、誠実さや貞節、純粋さを象徴する色とされており、ヨーロッパでは聖母マリアのシンボルカラーとして、花嫁の清らかさを表すために身につけられていました。 これらのアイテムは、それぞれ深い意味と願いが込められており、花嫁の幸せを願う素敵な伝統として、現代の日本の結婚式でも人気を集めています。