ウェディングドレスを彩る縁飾り「パイピング」
結婚式に着るウェディングドレスを選ぶときには、デザインやシルエットだけでなく、細かな部分にまで気を配ることが大切です。特に、ドレスの縁取りは、全体の印象を大きく左右する要素の一つです。レースやビーズなど、縁取りに使われる素材はさまざまですが、今回はその中でも「パイピング」について詳しく見ていきましょう。
パイピングとは、生地の縁に沿って細い布を縫い付ける装飾技法のことです。シンプルなライン状のものから、フリルやリボンを思わせるような華やかなものまで、そのデザインは実にさまざまです。
パイピングの魅力は、なんといってもドレスに立体感と高級感を添えられることです。すっきりとしたラインを描くことで、シルエットをより美しく見せる効果もあります。また、パイピングの色や素材を変えることで、同じドレスでも全く異なる印象を与えることができます。例えば、純白のドレスに、オフホワイトのパイピングを施せば、上品で優しい雰囲気になりますし、シルバーやゴールドのパイピングなら、ぐっと華やかで洗練された印象になります。
パイピングは、ドレスの胸元、ウエスト、スカートの裾など、様々な場所に施すことができます。どこにパイピングを入れるかによって、デザインのアクセントにもなりますし、体型カバーの効果も期待できます。
ウェディングドレスを選ぶ際には、ぜひパイピングにも注目してみてください。きっと、あなたを最高に輝かせてくれる一着が見つかるはずです。