結婚式

結婚の為の準備

結婚式を彩るアイテム:基礎知識と選び方のポイント

結婚式と披露宴。それは人生最良の日として、永遠の思い出に刻まれる特別な時間です。しかし、夢のような一日を実現するためには、たくさんのアイテムが必要となります。会場を彩る華やかな装飾、新郎新婦の個性を引き立てる衣装、感謝の気持ちを込めた引き出物、ゲストをもてなす料理や飲み物など、その種類は多岐にわたります。 これらのアイテムは、結婚式全体の雰囲気を左右する重要な要素です。例えば、可愛らしい雰囲気の結婚式にしたいならパステルピンクや淡いブルーの装飾を選び、スタイリッシュな雰囲気にしたいなら白やゴールドを基調とした装飾を選ぶ、といったように、アイテム選びによって結婚式の印象は大きく変わります。 基本的なアイテムは式場のパックプランに含まれていることが多いですが、オプションで追加したり、グレードをアップしたり、自由に選択できるようになっている場合もあります。最近では、従来の形式にとらわれず、二人らしさを表現できる自由度の高い結婚式も増えています。写真撮影にこだわったフォトジェニックな演出や、ゲスト参加型のイベント、手作りのアイテムなど、オリジナリティあふれる結婚式も人気です。 結婚式の準備は、楽しい反面、決めることが多く大変な作業でもあります。しかし、ふたりの希望やテーマを明確にし、納得のいくアイテムを選ぶことで、より思い出深い、二人だけの特別な結婚式を創り上げることができるでしょう。
衣装

ショールカラーで叶える、優雅で洗練された花婿姿

- ショールカラーとはショールカラーとは、襟の先端が丸みを帯びた、優美な曲線を描く襟のことを指します。その名の通り、まるで肩からストールを羽織ったような、柔らかく上品な印象を与えてくれます。別名「へちま襟」とも呼ばれ、その名の通り、豊かに実ったへちまのように、ふっくらとしたフォルムが特徴です。丸みを帯びた形状が首元を優しく包み込むため、着用すると顔立ちを優しく、そして華やかに見せてくれます。ショールカラーは、フォーマルな場面からカジュアルな場面まで、幅広いシーンで着用されています。特に、結婚式などの慶事の場で着用されることが多く、タキシードやモーニングコートなどによく見られます。また、近年では、その上品な印象から、普段着としても人気が高まっています。柔らかな印象を与えたい時や、首元を華やかに演出したい時に、ショールカラーのアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
衣装

結婚式にふさわしい服装とは?正礼装の基礎知識

- 正礼装とは 正礼装は、19世紀から20世紀初頭にかけてヨーロッパで確立された、格式高い催しに着ていくための服装です。結婚式や晩餐会、授賞式など、特に格式が高いとされる場にふさわしい、最も格式の高い服装とされています。 現代においては、正礼装を着用する機会は限られています。しかし、正礼装は西洋文化における伝統と格式を象徴する服装であり、その場にふさわしいマナーや服装のルールを理解することは、教養ある大人として大切なことと言えるでしょう。 正礼装には、昼の正礼装であるモーニングコートや、夜の正礼装である燕尾服など、時間帯や場面によって明確な決まりがあります。 また、男性だけでなく女性にも正礼装があり、イブニングドレスやローブデコルテなどがそれに当たります。 近年では、正礼装を着用する機会が減っている一方で、格式高い式典などにおいては、依然として正礼装が求められる場合もあります。そのため、正礼装の基本的な知識やマナーを身につけておくことは、社会人としての重要な教養と言えるでしょう。
アクセサリー

洗練された美しさ!アームブーケの魅力

- アームブーケとはアームブーケとは、カサブランカやカラーなど、すらりと茎の長い花々の美しさを最大限に活かし、流れるような自然なラインで束ねたブーケのことです。その名の通り、まるで片腕に抱えるように持つ姿が美しく、多くの花嫁を魅了しています。従来のブーケのように茎を短く切り揃えたり、形をきっちりと整えたりするのではなく、花本来の自然な美しさや動きを活かしているのがアームブーケ最大の特徴です。そのため、ブーケ全体に優雅な動きが生まれ、洗練された大人の雰囲気を演出することができます。特に、スタイリッシュなドレスやシンプルなデザインのドレスとの相性が抜群で、花嫁の個性をより一層引き立ててくれます。また、ガーデンウェディングやレストランウェディングなど、リラックスした雰囲気の結婚式にも最適です。アームブーケは、花の種類や色の組み合わせによって、可愛らしい印象から大人っぽい印象まで、様々な雰囲気を楽しむことができます。経験豊富なフローリストと相談しながら、自分らしい理想のアームブーケを叶えてみてはいかがでしょうか。
アクセサリー

ショートベールで叶える!愛らしいウェディングスタイル

純白のウェディングドレスに身を包んだ花嫁をより一層輝かせるアイテム、ベール。その中でも、肩から肘くらいの長さの「ショートベール」は、可愛らしさと上品さを兼ね備え、近年人気を集めています。 ショートベールの最大の魅力は、その軽やかさにあります。長いベールと比べて動きやすく、顔周りがすっきり見えるため、花嫁の表情をより明るく華やかに見せてくれます。また、ベール全体に施された繊細なレースや刺繍などの装飾も、ショート丈ならくどくならず、華やかさをプラスしてくれます。 ショートベールは、ドレスのデザインや素材を選ばない点も魅力です。シンプルなドレスに合わせれば清楚な印象に、華やかなドレスに合わせれば可愛らしさをプラスできます。 ヘアスタイルも、ショートベールならアップスタイルはもちろん、ダウンスタイルでもバランスよくまとまります。アップスタイルなら、ベールをつけた位置に後れ毛を少し残したり、ヘアアクセサリーをプラスすることで、より華やかで洗練された印象に。ダウンスタイルなら、ゆるふわに巻いてベールを上からかぶることで、ロマンティックで柔らかな雰囲気を演出できます。 このように、様々な魅力を持つショートベールは、挙式から披露宴、二次会まで、どんなシーンにも合わせやすい万能アイテムと言えるでしょう。
その他

ブライダルって何?結婚式の基礎知識

「ブライダル」とは、結婚にまつわる様々な行事や催し全体を表す言葉です。 この言葉は、もともと古い英語で「結婚の宴」を意味していました。 現代では、結婚式の準備段階から式当日、そしてその後の新婚旅行まで、結婚にまつわるあらゆる物事を幅広く指す言葉として使われています。 結婚式の招待状や、ゲストに贈る贈り物、式場を彩る装飾など、結婚式に関連した商品やサービスに「ブライダル」という言葉が使われているのをよく見かけるでしょう。 例えば、「ブライダルフェア」は結婚式場が開催する見学会や相談会を指し、「ブライダルエステ」は花嫁が結婚式に向けて美しくなるためのエステティックコースを意味します。 このように、「ブライダル」は結婚式そのものだけでなく、結婚という特別なイベントにまつわるあらゆる商品、サービス、催し物を包括的に表す言葉として、私たちの生活に深く浸透しています。
結婚の為の準備

結婚式場選びの決め手!「正式予約」って何をするの?

数えきれないほどの結婚式場の中から、一生に一度の特別な日を飾るのにふさわしい、まさに運命の会場を探す旅。見学やブライダルフェアへの参加を通して、ついに心に決まる会場に出会えたとき、いよいよ「正式予約」という段階に進みます。「正式予約」とは、その名の通り、他のカップルからの予約を断り、その会場をあなたたちの結婚式のために確保することを意味します。 人生の新たな門出を祝う舞台を決定づける、非常に大切なプロセスの一つと言えるでしょう。 正式予約をする前には、まず会場側と希望の日取りや時間帯、招待客の人数などを具体的に相談し、見積もりを作成してもらうのが一般的です。会場によっては、仮予約という形で希望日を一定期間キープしてくれる場合もありますが、正式予約とは異なるため注意が必要です。 正式予約をする際には、所定の申込書を提出したり、予約金として一定の金額を支払ったりすることがほとんどです。予約金は、キャンセルが発生した場合の違約金に充てられるケースもありますが、多くの場合は、結婚式費用の内金として充当されます。 正式予約が完了すると、いよいよ結婚式に向けての準備が本格的にスタートします。招待状の作成や衣装選び、引き出物の選定など、結婚式の準備には多くの工程がありますが、会場が決まっていることで、具体的なイメージを描きながら進めることができます。
結婚の為の準備

結婚式場探し!賢く使う「仮予約」のススメ

夢のような結婚式。それは多くのカップルにとって、人生最大のイベントの一つと言えるでしょう。そして、その舞台となる結婚式場は、まさに夢を形にする特別な場所です。しかし、いざ結婚式場選びを始めるとなると、その選択肢の多さに戸惑ってしまうカップルも多いのではないでしょうか?一生に一度の特別な日を彩る場所だからこそ、後悔のないよう、時間をかけてじっくりと選びたいものです。まずは、インターネットや雑誌などを活用して情報収集を行い、自分たちのイメージに合う結婚式場の候補をいくつか絞り込みましょう。そして、候補が決まったら、いよいよ式場見学の予約です。式場見学では、実際に足を運んで会場の雰囲気を肌で感じたり、プランナーに相談したりすることで、より具体的なイメージを持つことができます。インターネット上では得られない情報もたくさんあるので、気になることは遠慮なく質問してみましょう。この特集では、これから結婚式場選びを始めるカップルに向けて、基本的な知識から見学の際のポイント、そして後悔しないための注意点まで、分かりやすく解説していきます。夢の結婚式を実現するために、まずは最初のステップを踏み出しましょう。
結婚の為の準備

ブライズルーム完全ガイド:結婚式準備の特別な空間

- ブライズルームとは? 結婚式という特別な一日。花嫁にとって、それは人生で最も輝き、そして最も心に残る一日の一つとなるでしょう。そんな特別な日を彩る舞台の一つが「ブライズルーム」です。 ブライズルームとは、文字通り花嫁のための部屋。普段はなかなか袖を通すことのないウェディングドレスを身に纏い、プロのヘアメイクアップアーティストの手によって、その人の持つ美しさを最大限に引き出していく、まさに花嫁の変身空間といえるでしょう。 ただ身支度を整えるだけの場所ではなく、親しい友人や家族と語らい、祝福の気持ちと穏やかな時間を共有する、そんなかけがえのないひとときを過ごす場所でもあります。 式の緊張から離れ、リラックスできる空間であることもブライズルームの魅力の一つです。華やかな会場とは異なる、プライベートで落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと深呼吸をし、心を落ち着かせることができます。 一生の思い出となる結婚式。そのスタート地点であるブライズルームは、花嫁にとって、そして結婚式全体にとっても、特別な意味を持つ空間となるでしょう。
挙式

ブライズメイドって?役割や選び方をご紹介

結婚式という特別な一日、主役である花嫁の傍らには、美しくドレスアップした女性たちが寄り添い、笑顔で見守る姿が見られます。彼女たちはブライズメイドと呼ばれ、結婚式当日、花嫁のサポート役として様々な場面で活躍します。 ブライズメイドの起源は欧米にあり、花嫁の友人や姉妹など、親しい間柄の未婚女性が務めるのが一般的です。役割は多岐にわたり、結婚式の準備段階から花嫁の相談相手になったり、当日は衣装やヘアメイクの補助、ブーケやベールを持つ、ゲストの案内、スピーチなどを行います。 近年、日本でもブライズメイドを取り入れる結婚式が増えてきました。それは、単なる華やかな演出としてだけでなく、花嫁の緊張を和らげ、心の支えとなる存在として、ブライズメイドの役割が見直されているからと言えるでしょう。 ブライズメイドがいることで、結婚式はより華やかになり、花嫁は安心して式に臨むことができます。また、ブライズメイドにとっても、大切な友人の晴れの舞台を一番近くで祝福できる特別な思い出となるでしょう。
結婚の為の準備

結婚式場との契約:大切な一歩を踏み出す前に

結婚式の日取りも決まり、いよいよ会場選びが始まりますね。数ある式場の中から、お二人の理想の式場を見つけたら、いよいよ「成約」という段階に進みます。「成約」とは、その式場で結婚式を挙げることを正式に決定し、契約を交わすことを指します。それは、夢のような一日が始まることを告げる、心躍る瞬間です。しかし、それと同時に、法的にも重要な約束を伴う一歩であることを忘れてはいけません。 成約の際には、通常、「契約金」と呼ばれる内金が必要となります。これは、式の準備のために会場側が確保する費用の一部を支払うもので、一般的には総額の10%程度が相場とされています。 成約後は、キャンセル規定が適用されます。人生における一大イベントである結婚式では、様々な事情で予定していた日程を変更せざるを得ない場合もあるかもしれません。しかし、成約後のキャンセルは、会場側にも大きな影響を与えるため、時期や理由によっては、契約金とは別に違約金が発生する可能性もあります。 これらの点を踏まえ、成約前に、契約内容やキャンセル規定についてしっかりと確認することが重要です。疑問点があれば、遠慮なく式場側に質問し、納得した上で契約を結ぶようにしましょう。 成約は、夢の結婚式に向けて、お二人が共に歩み始める最初のステップです。しっかりと準備を進め、最高の結婚式を実現させましょう。
披露宴

結婚式の華やかさを彩る!シャンパントースト徹底解説

- シャンパントーストとは シャンパントーストは、結婚式のお祝いムードを最高潮に盛り上げる、華やかなセレモニーです。欧米から伝わった習慣で、新郎新婦の門出を祝し、二人の未来が永遠の幸せで溢れるようにと、ゲスト全員でシャンパンを手に乾杯します。 結婚式や披露宴で、多くは食事が終わりに近づいた頃に行われます。新郎新婦が各テーブルを周り、ゲスト一人ひとりに直接感謝の気持ちを伝えながらシャンパンを注ぐ場合もあれば、高砂に新郎新婦が並んでゲストと乾杯する場合もあります。 司会者の合図で、ゲスト全員がシャンパングラスを手に持ち、新郎新婦の幸せを願って乾杯します。 グラスを軽く掲げたり、隣の人とグラスをチリンと鳴らしたりするのも、お祝いの席ならではの演出です。会場全体が笑顔と祝福の気持ちで包まれ、一体感と高揚感に満ち溢れる、結婚式の中でも特に印象的な瞬間となるでしょう。
衣装

結婚式に!ブザムシャツで格調高い装いを

- ブザムシャツとはブザムシャツとは、シャツの胸元に装飾が施されたシャツのことを指します。この胸元の装飾部分は「ブザム」と呼ばれ、英語で「bosom」つまり胸や胸部を意味します。通常のシャツとは異なり、レースやフリル、刺繍、ビーズ、リボンなど、様々な素材や技法を駆使して華やかに飾り付けられているのが特徴です。この繊細で美しい装飾が、顔周りを明るく華やかに見せてくれる効果も期待できます。ブザムシャツは、その華やかさから、結婚式などのフォーマルな場面で着用されることが多いです。特に、準礼装や略礼装として人気があり、華やかさと上品さを兼ね備えた装いが求められる場に最適です。シンプルなスーツやドレスに合わせるだけで、一気に華やかで格調高い印象を与えられるのも魅力の一つです。また、ブザム部分のデザインや素材によって、可愛らしい雰囲気から大人っぽい雰囲気まで、様々な印象を与えることができます。最近では、結婚式だけでなく、パーティーやディナーなど、普段使いよりも少しおしゃれを楽しみたい時にも、ブザムシャツを取り入れる人が増えています。
演出

幸せを願うおまじない♡花嫁の靴に銀の6ペンスを

結婚式に花嫁が身に纏うものといえば、純白のウェディングドレスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は、ドレス以外にも、欧米では古くから「サムシングフォー」と呼ばれる4つのアイテムを身につけると幸せになれるという言い伝えがあります。 サムシングフォーとは、「何か古いもの」「何か新しいもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」の4つのことを指します。 「何か古いもの」は、祖先から受け継がれてきた家族の絆や伝統を象徴し、先祖の加護によって、これから始まる新しい生活が守られるようにとの願いが込められています。 「何か新しいもの」は、新しい人生の始まりを象徴するものであり、未来に対する希望を表しています。 「何か借りたもの」は、幸せな結婚生活を送っている人から幸せのおすそ分けにあずかるという意味があり、そのアイテムを通して、周りの人との繋がりや支え合いの大切さを示しています。 「何か青いもの」は、誠実さや貞節、純粋さを象徴する色とされており、ヨーロッパでは聖母マリアのシンボルカラーとして、花嫁の清らかさを表すために身につけられていました。 これらのアイテムは、それぞれ深い意味と願いが込められており、花嫁の幸せを願う素敵な伝統として、現代の日本の結婚式でも人気を集めています。
披露宴

結婚式の華!シャンパンタワーの魅力

結婚式や披露宴のパーティー会場で、ゲストの目を引く演出として人気が高まっているのがシャンパンタワーです。 高く積み上げられたシャンパングラスの頂上に、新郎新婦がシャンパンボトルを傾け注ぎ入れる瞬間は、会場全体が幸せな雰囲気に包まれます。まるで二人の未来が輝かしいものであることを象徴するかのように、美しく流れ落ちるシャンパンの姿は、写真やビデオにも残しておきたい、心に残るワンシーンとなるでしょう。 シャンパンタワーは、その華やかさで会場に高級感と特別な雰囲気を添えてくれます。使用するシャンパンの種類やグラスの選定、タワーのデザインによって、さらに個性を演出することも可能です。照明を工夫すれば、シャンパンの輝きがより一層増し、幻想的な空間を作り出すこともできます。 ゲストへのサプライズとして、シャンパンタワーに合わせた演出を取り入れるのも良いでしょう。例えば、タワーに設置した花火に点火したり、キャンドルを灯したりすることで、よりドラマチックな演出が実現します。また、新郎新婦が各テーブルを回り、ゲストのグラスにシャンパンを注いで回るのも、感謝の気持ちを伝える良い機会となるでしょう。 シャンパンタワーは、新郎新婦やゲストにとって、忘れられない特別な瞬間を演出してくれるでしょう。
二次会

結婚式でもぎり? ゲストと繋がる素敵な活用法をご紹介

結婚式といえば、招待状や席次表など、格式ばったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし近年は、従来の形式にとらわれず、もっと自由でアットホームな雰囲気の式を希望するカップルが増えています。 特に、親しい友人や同僚を招いて行う二次会やカジュアルなパーティーでは、受付でもぎり券を活用するケースが見られます。 結婚式の受付でもぎり券を使うことのメリットは、ゲストに遊び心を感じてもらえるという点です。テーマパークの入場券のようなデザインや、新郎新婦の写真入りのオリジナルチケットなど、工夫を凝らしたもぎり券は、受け取るだけでわくわくした気持ちになります。また、受付をスムーズに行うことができるのもメリットの一つです。あらかじめ人数分のチケットを用意しておくことで、受付での混乱を防ぎ、ゲストをスムーズに案内することができます。さらに、チケットを半券形式にすることで、後日抽選会などのイベントを開催することも可能です。 もちろん、フォーマルな結婚式の場合には、招待状と席次表でゲストを案内するのが一般的です。しかし、カジュアルなパーティーや二次会など、自由な形式が求められる場面では、もぎり券はゲストに驚きと楽しさを与え、一体感を高める有効なアイテムと言えるでしょう。
アクセサリー

ブートニアの意味とは?結婚式での由来やマナーを紹介

- ブートニアとは ブートニアとは、新郎の左胸に飾られる小さな花飾りのことです。結婚式で新郎が身に着ける、華やかでありながら控えめなこの飾りは、一体どのような由来を持つのでしょうか。 ブートニアの起源は、フランス語で「ボタンホール」を意味する言葉に遡ります。古くは、男性が愛する女性にプロポーズをする際、自分の胸元に花を挿して気持ちを伝えていました。女性がそのプロポーズを受け入れるとき、男性が胸に挿していた花を抜き取り、自分の胸元にあるボタンホールに挿し返したことが始まりとされています。 このロマンティックな習慣が、やがて結婚式に取り入れられるようになり、現代では新郎の衣装の重要な一部として定着しました。かつては、実際に上着の襟にあるボタンホールに花を挿していましたが、現代の結婚式では、コサージュのように襟に直接留めるスタイルが一般的となっています。 ブートニアに用いられる花は様々ですが、一般的には新婦のブーケに使われている花と共通のもの、あるいは同じ種類の花が使われます。これは、新郎新婦が夫婦として一体であることを象徴する意味合いが込められています。 このように、ブートニアは単なる装飾品ではなく、二人の愛と絆を象徴する、結婚式にとって大切な意味を持つアイテムと言えるでしょう。
挙式

結婚式の「水合わせの儀」とは?

- 伝統的な儀式「水合わせの儀」の意味日本の結婚式で見られる「水合わせの儀」は、古くから伝わる夫婦の契りを象徴する美しい儀式です。この儀式では、新郎新婦はそれぞれの実家から汲んできた水を持ち寄り、ひとつの杯に注ぎ合わせます。そして、その水を互いに口にすることで、夫婦としての新たな門出を祝います。異なる場所で育った新郎新婦が、それぞれの家庭環境で培ってきた価値観や習慣の違いを認め合い、水のように優しく溶け合って一つになるという意味が込められています。生まれた場所や育った環境が違っても、夫婦として同じ道を歩む決意を表す、感動的な場面と言えるでしょう。水は、古来より命の源として尊ばれてきました。「水合わせの儀」で用いられる水は、二人が共に生きていくための力強さや、子孫繁栄への願い、そして、夫婦円満に過ごせるようにとの願いが込められています。現代の結婚式では、こうした伝統的な儀式を取り入れるケースも増えています。「水合わせの儀」は、形式的なものではなく、夫婦の絆を再確認し、未来へ向かう決意を新たにする、大切な意味を持つ儀式と言えるでしょう。
その他

結婚式の感動を形に!押し花ブーケの魅力

結婚式は、人生で最も輝かしい瞬間の一つ。多くの花嫁が、その特別な日に纏ったウェディングドレスやアクセサリーと同じように、ブーケにも特別な想いを込めています。生花は、やがて枯れてしまう儚いものですが、押し花にすることで、その美しさと感動を形として、そして記憶として永遠に残すことができるのです。 押し花は、生花が持つ美しさをそのままに、長い年月を経ても色褪せることなく、その姿を留めます。まるで、結婚式当日の感動と喜びを封じ込めたタイムカプセルのよう。ブーケを押し花にすることで、結婚式という特別な日の思い出を、より鮮やかに、そしていつまでも身近に感じることができるでしょう。 さらに、押し花は、単なる思い出の品にとどまりません。額装して部屋に飾ったり、アクセサリーに加工したりと、様々な形で楽しむことができます。 自分自身の新しい門出を祝う結婚式という特別な日に、永遠の幸せを願って。 押し花は、そんな花嫁の想いを込めるのにふさわしい選択と言えるでしょう。
披露宴

ブーケプルズの演出で幸せのおすそ分け

- ブーケプルズとは 結婚式で花嫁が身に着けるブーケには、幸せが宿ると言われています。 ブーケプルズは、そのブーケに込められた幸せを、 未婚の女性ゲストに分け与えるための、華やかで楽しいイベントです。 式の披露宴やパーティーで、花嫁がブーケに数本のリボンを結びつけます。 リボンはそれぞれブーケに繋がっていますが、ブーケと繋がっているのはたった一本だけ。 ゲストは、思い思いのリボンを選び、合図とともに一斉にリボンを引きます。 ドキドキと期待感の中、ブーケを手にしたのは一体誰? ブーケを受け取ったゲストは、花嫁の幸せのおすそ分けを受け、 次に結婚する番と言われているのです。 ブーケプルズは、参加するゲストだけでなく、 見守る人たちにとっても、笑顔と幸せな気持ちに包まれる瞬間です。
アクセサリー

幸せ溢れるシャワーブーケ:選び方と魅力をご紹介

- シャワーブーケとは シャワーブーケとは、その名の通り、清涼感あふれるシャワーの水の流れを表現したブーケのことです。 従来のラウンドブーケやキャスケードブーケとは異なり、小花やグリーンをふんだんに使い、流れるようなラインを描くのが大きな特徴です。 ブーケ全体から、まるで水が弾けるような、生き生きとした躍動感を感じ取ることができます。 シャワーブーケの魅力は、その華やかさにあります。 小花を贅沢に使い、動きのあるラインで構成することで、一般的なブーケよりも華やかで印象的な雰囲気を演出できます。 また、使用する花材や色の組み合わせによって、可愛らしい雰囲気から大人っぽい雰囲気まで、幅広いイメージに仕上げられるのも魅力の一つです。 さらに、シャワーブーケは、ドレスのシルエットを選ばないという点もメリットとして挙げられます。 ボリュームのあるドレスにも、シンプルなドレスにも合わせやすく、どんな花嫁にもおすすめです。
披露宴

結婚祝い、ご祝儀の疑問を解決!

- ご祝儀とは ご祝儀とは、結婚や出産、新築などのおめでたい出来事があった時、その喜びを分かち合い、お祝いの気持ちを伝えるために贈るお金や品物のことを指します。 日本では古くから、人生の大切な節目となるような慶事に際し、金品を贈り合うことで互いに助け合い、喜びを分かち合うという美しい文化が根付いてきました。 特に結婚式においては、二人の新しい人生の門出を祝うという意味合いから、ご祝儀を贈ることが一般的となっています。 ご祝儀として贈るお金は、一般的に「寿」や「御祝」などと書かれた祝儀袋に入れ、新郎新婦に手渡しで渡します。金額は、関係性や年齢、地域によって異なりますが、一般的には友人であれば3万円、親族であれば5万円、10万円などが相場とされています。 ご祝儀は、単なる金品のやり取りではなく、そこには人と人との繋がりや、互いを思いやる気持ちが込められています。お祝いの気持ちを込めて、心を込めて贈りたいものです。
披露宴

ブーケトスの意味と由来、演出のポイントをご紹介

- 幸せのおすそ分け、ブーケトス ブーケトスとは、結婚式のお開き間際や、新婚旅行へ出発する際に行われる演出の一つです。 純白のウェディングドレスに身を包んだ花嫁が、祝福してくれるゲストに背を向け、手にしたブーケを高らかに背後へと投げます。それを受け取ろうと、 unmarried の女性ゲストたちが、笑顔で手を伸ばし、ブーケは宙を舞います。この華やかで心温まる演出は、花嫁の幸せを結婚式に参列してくれたゲストにも分け与えたいという素敵な想いが込められています。 ブーケトスは、ヨーロッパで古くから伝わる言い伝えに由来します。当時、花嫁の幸せにあやかろうと、人々はウェディングドレスの一部を手に入れようとしました。しかし、それは花嫁を困らせてしまうため、代わりにブーケを投げるようになったと言われています。 ブーケを受け取った女性は、次に結婚する幸運に巡り合うことができると信じられており、未婚の女性ゲストにとって、ブーケトスは結婚式の中でも特に胸が高鳴る瞬間です。 近年では、ブーケをあらかじめ小分けにしておく「ブーケプルズ」や、リボンをブーケに結びつけ、引いた人がブーケを受け取れる「リボンプルズ」など、多くのゲストが参加できる演出も人気を集めています。 ブーケトスは、花嫁の幸せがゲストに伝播していく、結婚式を彩る素敵なイベントです。
挙式

結婚式に!シャボン玉シャワーの魅力

- シャボン玉シャワーとは?結婚式の華やかな演出の一つとして人気を集めているのがシャボン玉シャワーです。これは、新郎新婦が式場から退場する時や、ゲストとの記念撮影の際に、集まった人々が一斉にシャボン玉を飛ばして二人を祝福する演出のことです。 「バブルシャワー」と呼ばれることもあり、その幻想的な光景は、結婚式の特別な雰囲気をさらに盛り上げてくれます。ふわふわと宙を舞う色とりどりのシャボン玉は、まるで夢の世界に迷い込んだかのようです。そして、空高く舞い上がったかと思えば、静かに消えていくその儚さもまた、参列者の心を和ませ、祝福ムードを高めてくれるでしょう。 シャボン玉シャワーは、写真にも美しく残るため、結婚式の忘れられないワンシーンを演出してくれるでしょう。