結婚式を彩る欧米の伝統「ウエディングパーティ」
- ウエディングパーティってどんな人たち?
結婚式といえば、純白のドレスに身を包んだ花嫁さんと、タキシード姿の凛々しい花婿さんを思い浮かべますよね。海外の結婚式では、そんな二人の側に、お揃いの衣装をまとった男女が寄り添っている光景をよく見かけます。
彼らこそが「ウエディングパーティ」と呼ばれる、いわば結婚式を盛り上げるための心強い助っ人です。
ウエディングパーティの起源は、中世ヨーロッパまで遡ります。当時、結婚式は悪霊や盗賊に襲われる危険と隣り合わせだったため、新郎新婦を守るために、親しい友人や親族が同じ服装をして付き添ったことが始まりと言われています。
現代では、結婚式そのものが安全に行われるようになったため、役割も変化しました。
花嫁の介添えをする「ブライズメイド」や、花婿の側に立つ「グルームズマン」などが代表的で、結婚式が滞りなく、そして華やかに進むように、様々なサポートを行います。
例えば、結婚式の準備を手伝ったり、当日はゲストの案内役を務めたり、スピーチで会場を盛り上げたりと、まさに新郎新婦にとって欠かせない存在と言えるでしょう。