欧米

結婚の為の準備

スマートな贈り物のカタチ:リスト・ド・マリアージュとは?

結婚が決まり、結婚式という人生の晴れ舞台に招待するゲストが決まったら、次に頭を悩ませるのが、感謝の気持ちを込めて贈る引き出物の選択ではないでしょうか。 人生の門出を祝う大切なゲストへ、喜んでほしいという気持ちとは裏腹に、引き出物の準備は、意外と時間と手間がかかるものです。 どんなものを選べば喜んでもらえるのか、ゲストの顔は浮かぶものの、いざ考え始めると迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 近年、そんなギフト選びの悩みを解決してくれる、新しいサービスとして注目を集めているのが「リスト・ド・マリアージュ」というシステムです。 これは、新郎新婦が、結婚式の引き出物としてゲストに贈りたい品物リストを、専用サイトやカタログに載せておくというものです。 ゲストは、そのリストの中から、自分の予算や好みに合わせて贈りたいものを選ぶことができます。 このシステムは、新郎新婦、ゲスト双方にとって多くのメリットがあります。 新郎新婦にとっては、ゲストが本当に欲しいものを贈ることができるため、引き出物が無駄になってしまう心配がありません。 また、ゲストにとっても、自分の好みに合ったものを選ぶことができるため、満足度が高まります。 さらに、事前に贈るものが決まっているため、当日に重い荷物を持って帰ることなく、スマートに結婚式を楽しむことができます。 このように、「リスト・ド・マリアージュ」は、従来の引き出物の概念を変える、新しい選択肢として、今後ますます広がっていくことが期待されています。
披露宴

結婚式を盛り上げる!ガータートスの魅力

- 欧米の伝統的な習慣 結婚式は、二人の新しい門出を祝う、人生最良の日。そこには、それぞれの文化や歴史に根付いた、様々な伝統や習慣が存在します。今回は、欧米の結婚式で古くから親しまれている「ガータートス」という習慣についてご紹介します。 ガータートスとは、結婚式披露宴で花婿が花嫁の脚からガーターを外し、未婚の男性客に向けて投げるという習慣です。 このガーターを受け取った男性は、近いうちに幸せな結婚ができるという言い伝えがあり、ブーケトスと並んで、結婚式を盛り上げるイベントとして人気があります。 起源は諸説ありますが、14世紀のイギリスに遡るとされています。当時、花嫁のガーターは幸運のお守りとして、結婚の証人によって切り裂かれ、参列者に配られていたそうです。 時代と共に、ガーターを奪い合うことが縁起が良いとされ、現在の形へと変化していきました。 近年では、ブーケトスと同様に、ガータートスを行うかどうかの判断は新郎新婦に委ねられています。伝統的な習慣を現代風にアレンジしたり、全く新しい演出を考えたりと、結婚式のスタイルは多様化しています。
結婚の為の準備

婚約式のススメ:永遠の愛を誓う神聖な儀式

- 婚約式とは婚約式は、キリスト教の伝統に根ざした儀式で、結婚の約束を神様と参列者の前で厳かに誓い合う特別な時間です。日本ではまだあまり知られていませんが、欧米では古くから続く大切な伝統であり、結婚式と同じくらい重んじられています。恋人同士が結婚を決めた時、日本ではまず両家の顔合わせを行い、結婚の承諾を得ます。その後、改めて親族や友人を招いて結婚式を挙げるのが一般的です。一方、婚約式は結婚の約束を公にするという意味合いが強く、恋人から夫婦になるための第一歩として位置付けられます。神聖な教会で行われることが多い婚約式では、神父様の前で永遠の愛を誓い、婚約指輪を交換します。参列者に見守られながら、将来を共に歩むことを誓い合うことで、二人の絆はより一層強固なものとなるでしょう。婚約式は、単なる口約束ではなく、永遠の愛を誓い合うことで、二人の愛と決意を確かめ合う、深く感動的な儀式です。日本ではまだ馴染みが薄いですが、近年、その素晴らしさが見直されつつあります。
結婚の為の準備

婚約パーティのススメ

- 婚約パーティとは 婚約パーティとは、結婚を約束した二人が、正式に婚約が決定したことを親しい友人や家族に報告し、共に祝福を分かち合うお祝いの場です。欧米では、婚約指輪を男性から女性へ贈る「プロポーズ」と、婚約パーティがセットで行われることが多いですが、日本ではまだあまり馴染みがありません。 しかし近年、日本でも徐々に婚約パーティを行うカップルが増えてきています。結婚式の準備などで忙しくなる前に、両家の親族や親しい友人たちが顔を合わせ、親睦を深める良い機会として注目されています。 結婚式の形式張った雰囲気とは異なり、カジュアルでアットホームな雰囲気の中で行われることが多く、結婚の喜びを分かち合い、思い出に残る時間を過ごすことができます。レストランやカフェ、自宅など、場所も自由に選ぶことができ、二人の好みに合わせたパーティを企画することができます。
アクセサリー

幸せを呼ぶ小さな守り神 ウエディングマイスの魅力

結婚式といえば、純白のウエディングドレスに華やかなブーケ、そして甘いウエディングケーキなど、華やかで幸せなイメージが思い浮かびますよね。そんなお祝いの場に、小さなねずみの姿を見かけたら、驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。 実は、「ウエディングマイス」と呼ばれる、ねずみのモチーフは、欧米では古くから結婚式で愛されてきた縁起物なのです。 一見意外な組み合わせに思えるかもしれませんが、そこにはちゃんとした理由があります。 ねずみは、生涯同じパートナーと暮らし、たくさんの子供を授かることから、欧米では「夫婦円満」「子孫繁栄」の象徴とされています。豊かな生命力和繁殖力を持つねずみは、新しい家族の誕生と繁栄を願う結婚式にぴったりのお守りなのです。 特にイギリスでは、王室の結婚式でも登場するほど、ウエディングマイスはポピュラーなアイテムとなっています。歴史と伝統が息づく王室においても、小さなねずみは、幸せな結婚生活を送るためのお守りとして大切にされているのですね。
披露宴

結婚式の新定番?ファーストダンスで感動を

- ファーストダンスとは結婚式や披露宴で、新郎新婦が初めて夫婦として一緒に踊ることをファーストダンスと言います。欧米の結婚式では定番の演出となっており、近年では日本でも取り入れるカップルが増えてきました。多くの場合、披露宴の冒頭で行われ、会場に集まったゲストに二人の門出を祝う特別な時間を共有します。 もちろん、披露宴の締めくくりにゲストへ感謝の気持ちを込めて踊るケースもあります。新郎新婦が互いの手をとり、見つめ合いながら踊る姿は、ゲストの心を打ち、会場全体が温かい雰囲気に包まれます。曲の選択も自由で、二人の思い出の曲や、これからの人生を象徴するような曲を選ぶことが多いようです。ファーストダンスは、結婚式という特別な一日の中で、新郎新婦が夫婦としての絆を確かめ合い、未来への希望を込めて踊る、感動的なセレモニーと言えるでしょう。