抱帯

アクセサリー

意外と高額?和装小物の基礎知識と賢い準備術

- 和装小物とは 和装小物とは、花嫁が身に纏う美しい着物姿を完成させるために欠かせないアイテムのことを指します。 着物本体はもちろんのこと、その美しさを際立たせるために、帯揚げ、懐剣、簪、笄、末広、筥迫など、様々な種類の細かなアイテムが存在します。 例えば、帯揚げは、帯の上部に挿し色として用いることで、顔周りを華やかに彩り、花嫁の表情を明るく見せる効果があります。また、懐剣は、護身用として古くから身に着けられてきたもので、現代では花嫁の身を守るお守りとしての意味合いが込められています。 このように、それぞれの和装小物には、長い歴史の中で育まれてきた意味や役割があります。 そして、これらのアイテムは、単に装飾品としての役割を果たすだけでなく、花嫁の気品と華やかさを一層引き立て、日本の伝統的な美意識を表現する上で重要な役割を担っています。
衣装

花嫁の着こなしに欠かせない「抱帯」

- 抱帯とは花嫁が白無垢や色打掛といった豪華な打掛を身にまとう際、帯の下に結ぶ帯のことを「抱帯」といいます。 幅は約7cm、長さは約3.6mと小ぶりな帯ですが、花嫁の着姿を美しく整え、華やかさを添える重要な役割を担っています。抱帯の役割は、大きく分けて二つあります。一つ目は、打掛の帯を固定することです。打掛の帯は幅広で重さもあるため、抱帯で固定することで、着崩れを防ぎます。二つ目は、花嫁の着姿にアクセントを加え、より美しく見せることです。抱帯の色や柄、結び方によって、花嫁の個性を表現することができます。抱帯には、様々な色や柄、素材のものがあります。白や金、銀などの定番色に加え、赤やピンクなどの華やかな色、鶴や亀などの縁起の良い柄など、選択肢は豊富です。素材も、正絹やポリエステルなど、様々なものが使われています。抱帯は、花嫁の美しさを引き立てるための重要なアイテムです。結婚式という特別な日に、抱帯を身につけることで、花嫁はさらに輝きを増すことでしょう。