結婚式場との契約:大切な一歩を踏み出す前に
結婚式の日取りも決まり、いよいよ会場選びが始まりますね。数ある式場の中から、お二人の理想の式場を見つけたら、いよいよ「成約」という段階に進みます。「成約」とは、その式場で結婚式を挙げることを正式に決定し、契約を交わすことを指します。それは、夢のような一日が始まることを告げる、心躍る瞬間です。しかし、それと同時に、法的にも重要な約束を伴う一歩であることを忘れてはいけません。
成約の際には、通常、「契約金」と呼ばれる内金が必要となります。これは、式の準備のために会場側が確保する費用の一部を支払うもので、一般的には総額の10%程度が相場とされています。
成約後は、キャンセル規定が適用されます。人生における一大イベントである結婚式では、様々な事情で予定していた日程を変更せざるを得ない場合もあるかもしれません。しかし、成約後のキャンセルは、会場側にも大きな影響を与えるため、時期や理由によっては、契約金とは別に違約金が発生する可能性もあります。
これらの点を踏まえ、成約前に、契約内容やキャンセル規定についてしっかりと確認することが重要です。疑問点があれば、遠慮なく式場側に質問し、納得した上で契約を結ぶようにしましょう。
成約は、夢の結婚式に向けて、お二人が共に歩み始める最初のステップです。しっかりと準備を進め、最高の結婚式を実現させましょう。