帯揚げ

衣装

花嫁の美を引き立てる帯揚げの選び方

- 帯揚げとは帯揚げとは、着物の帯の上部に巻く、幅が狭く帯状になった布のことです。 帯を締める際に、帯枕を包み込むように固定し、帯の上部から少しだけ見えるように配置します。帯揚げの主な役割は、帯と着物の間に挟むことで摩擦を防ぎ、帯が滑るのを防ぐことです。また、帯枕を固定し、形を整える役割も担っています。さらに、帯の上部から覗くことで、着物全体の色彩や柄のバランスを整え、おしゃれなアクセントを加える効果もあります。古くから、帯揚げは着物や帯との色合いや柄の組み合わせを楽しむおしゃれアイテムとして親しまれてきました。素材や織り方、柄も様々で、季節や着物、帯の格に合わせて選ぶことができます。例えば、振袖などの華やかな着物には、鮮やかな色や華やかな刺繍が施されたものを、訪問着などのフォーマルな着物には、上品な色合いで落ち着いた柄のものを選ぶのが一般的です。最近では、帯揚げをアレンジして、帯留めを通したり、リボン結びにしたりと、より個性的な着こなしを楽しむ方も増えています。帯揚げは、小さなアイテムながら、着物の印象を大きく左右する、奥深いおしゃれアイテムと言えるでしょう。