マナー

結婚の為の準備

結婚式の招待状:感謝を込めて準備しよう

- 招待状とは 結婚式といえば、華やかなドレスや美味しい料理に胸が躍るイベントですが、その前に大切な役割を担うのが「招待状」です。招待状とは、新郎新婦からゲストの方々へ、結婚の報告と結婚式への招待の気持ちを伝える、大切な手紙です。 招待状を受け取ったゲストは、初めて結婚式の具体的なイメージを膨らませることでしょう。日付や時間、場所といった重要な情報はもちろんのこと、招待状のデザインや言葉遣いから、式の雰囲気や新郎新婦の人柄を感じ取ることができます。 招待状は単なるお知らせではなく、二人の新しい門出を祝う場に、ゲストを正式に招待するという意味合いも持ち合わせています。そのため、心を込めて丁寧に、そして早めに準備をすることが大切です。 招待状を受け取ったゲストは、新郎新婦の門出を祝う気持ちとともに、結婚式当日への期待感を高めてくれることでしょう。
結婚の為の準備

結婚祝いのお金、祝儀袋の選び方

結婚式や披露宴に出席する際、私たちはご祝儀を持参しますが、それは単なるお金ではありません。 新郎新婦の新しい門出を祝い、二人の未来に対する心からの祝福の気持ちを表す、日本独自の美しい習慣です。 その大切な気持ちを包み、届けるのが祝儀袋の役割です。 祝儀袋は、お祝いの気持ちを形にする大切な要素の一つと言えるでしょう。 祝儀袋を選ぶ際には、結婚祝いとしてふさわしいものを選ぶことが重要です。水引は、何度繰り返しても嬉しいお祝い事である結婚を象徴する「結び切り」や、両家の結びつきを表す「あわじ結び」を選びます。 また、包む金額や新郎新婦との関係性によっても、適切なデザインや格が異なります。 最近では、可愛らしいデザインや個性的な祝儀袋も増えています。 しかし、あくまでも正式な場であることを踏まえ、派手すぎたり、ふざけた印象を与えないものを選ぶことが大切です。 祝儀袋一つにも、日本の伝統と、結婚に対する深い意味が込められているのです。
その他

結婚式とお祝いの知識:祝儀の意味とマナー

「祝儀」という言葉は、結婚式などのお祝い事の場でよく耳にするでしょう。しかし、「祝儀」には大きく分けて二つの意味があることはご存知でしょうか? 一つ目は、結婚式やお祝いなど、おめでたい儀式そのものを指す場合です。例えば、「結婚の祝儀をあげる」という表現は、結婚をお祝いする儀式を行うことを意味します。この場合の「祝儀」は、式自体を指し、金銭や物品は含まれません。 二つ目は、お祝いの気持ちを表すために贈る金銭や物品を指す場合です。「結婚式の祝儀を用意する」という場合は、こちらを指します。結婚式の招待状に「ご祝儀は辞退いたします」と記載されている場合は、金銭や贈り物は不要という意味になります。 このように、「祝儀」という言葉は文脈によって意味が異なるため、注意が必要です。特に、結婚式の招待状など、フォーマルな場面では、誤解を招かないよう、言葉の使い方に気を配りましょう。
披露宴

結婚式で使ってはいけない!縁起が悪い重ね言葉

結婚式は、二人の未来を祝う、人生で最も喜ばしい晴れの舞台です。招待客は、新郎新婦の門出を祝う気持ちを持って、失礼のない言葉遣いを心がけることが大切です。特に、縁起が悪いとされている「重ね言葉」には注意が必要です。 重ね言葉とは、同じ言葉を繰り返す表現のことです。例えば、「度々」「くれぐれも」「いろいろ」などが挙げられます。これらの言葉は、結婚式のようなおめでたい席では、再婚や繰り返すことを連想させるため、使用を避けるべきだとされています。 重ね言葉は、日常生活で何気なく使ってしまうことも多いですが、結婚式では、新郎新婦への配慮として、別の言葉に言い換えるように心がけましょう。例えば、「度々」は「何度も」、「くれぐれも」は「どうぞ」、「いろいろ」は「たくさん」と言い換えることができます。 美しい日本語で祝福の気持ちを伝えることは、新郎新婦への素晴らしい贈り物となるでしょう。結婚式という特別な日を、言葉遣いにも気を配り、心に残る一日にしていきましょう。
披露宴

結婚式でのおもてなし:主賓席の重要性

- 主賓席とは 結婚式や披露宴は、新郎新婦にとって人生の大切な節目であり、その門出を祝うために多くの人が集います。 その中でも、特に重要なゲストとしてお招きするのが「主賓」と呼ばれる方々です。 主賓席とは、まさにその主賓の方々に用意される特別な席のことを指します。 結婚式に招待されるゲストは、友人や親族など様々ですが、主賓は新郎新婦の人生において特別な影響を与えた、いわば恩人と呼ぶべき方々です。 具体的には、会社の上司や恩師、長年お世話になっている友人、親族を代表する親族などが挙げられます。 主賓は、その存在自体が新郎新婦にとって大きな支えとなり、式に格式と華を添えてくれます。 そして、スピーチを通して二人の過去を振り返りながら、温かい言葉で未来を祝福してくれる、結婚式には欠かせない存在と言えるでしょう。 このような重要な役割を担う主賓の方々をお迎えする主賓席は、結婚式における席次の中でも最も格式の高い席とされています。 場所は、新郎新婦から最も見やすい位置である高砂のすぐ近くに配置されるのが一般的です。 結婚式は、新郎新婦だけの場ではなく、これまで支えてくれた全ての人への感謝を伝える場でもあります。 その中でも、主賓の方々は特に感謝の気持ちを伝えたい相手です。 主賓席は、そんな感謝の気持ちを表す特別な場所と言えるでしょう。
結婚の為の準備

結婚式における車代のマナー

「車代」とは、結婚式や披露宴に招待したゲストが会場まで足を運ぶために負担してくれた交通費に対して、感謝の気持ちを表すために渡すお金のことです。特に、遠方から来てくれたゲストや、結婚式で重要な役割を担ってくれる仲人、主賓などに対して用意するのが一般的です。 気になる金額ですが、ゲストの自宅から会場までの距離や、利用する交通手段によって異なります。遠方から飛行機や新幹線を利用して来てくれるゲストには高めに設定するなど、状況に応じて金額を検討する必要があります。一般的な相場としては、5,000円から1万円程度が目安とされています。 車代は、ゲストが受付を済ませた後、控え室へ案内する際に渡すのがマナーです。お祝いの席なので、失礼のない丁寧な言葉遣いと感謝の気持ちを込めて渡しましょう。「本日は遠方からお越しいただきありがとうございます。心ばかりですが、お車代としてどうぞお受け取りください。」といった言葉とともに、祝儀袋に入れて渡すとよいでしょう。
結婚の為の準備

結婚式の謝礼:感謝の気持ちを伝えるための心得

結婚式は、新郎新婦にとって人生の特別な日で、たくさんの人の助けがあって初めて実現します。その感謝の気持ちを形にするものの一つが、お世話になった方々への謝礼です。 結婚式では、新郎新婦のために力を尽くしてくれた方々へ、感謝の気持ちを表すために金銭を贈る習慣があります。具体的には、結婚式の準備段階から当日まで、様々な場面で力を貸してくれた方々が対象となります。 例えば、結婚の話を進めてくれた仲人や媒酌人には、両家の橋渡しをしてくれたことへの謝意を込めて謝礼を渡します。また、結婚式当日に受付や案内など重要な役割を担ってくれる友人にも、感謝の気持ちを込めて謝礼を用意するのが一般的です。 さらに、結婚式で特別な演出としてスピーチや余興を頼んだ場合も、その労力に対して謝礼を渡します。会場のスタッフの方々へも、結婚式を滞りなく進めてくれたことへの感謝を込めて、心付けを渡すのがマナーです。 このように、結婚式の謝礼は、単なる金銭的なお礼ではなく、感謝の気持ちと、共に結婚式を作り上げてくれたことへのねぎらいの気持ちを表す大切なものです。
結婚の為の準備

結婚式と袱紗:知っておきたいマナー

結婚式は、新郎新婦にとって人生の大切な節目であり、招待客も祝福の気持ちで参加する特別な日です。その晴れの舞台において、日本古来の伝統と格式を象徴するアイテムの一つが「袱紗」です。 袱紗は、贈り物を包む際に用いられる、絹で作られた正方形の布のことです。結婚式では、ご祝儀袋を包んで持参するのが一般的です。 これは単なるマナーとしてだけでなく、祝いの気持ちを込めた大切な行為として受け継がれてきました。 古来より、日本では大切なものを包むことで、その中身への敬意を表すとともに、贈り主の心を込めて贈り物に付加価値を与えるという文化がありました。袱紗もその一つで、ご祝儀という金銭をそのまま渡すのではなく、袱紗に包むことで「祝いの気持ち」という目に見えない価値を添えて贈るという意味合いを持っています。 美しく包まれた袱紗からご祝儀袋を取り出す姿は、新郎新婦への敬意と祝福の心を表す美しい所作と言えるでしょう。受け取る側も、袱紗を通して贈り主の真心を深く感じ取ることができるのです。
結婚の為の準備

スマートな贈り物のカタチ:リスト・ド・マリアージュとは?

結婚が決まり、結婚式という人生の晴れ舞台に招待するゲストが決まったら、次に頭を悩ませるのが、感謝の気持ちを込めて贈る引き出物の選択ではないでしょうか。 人生の門出を祝う大切なゲストへ、喜んでほしいという気持ちとは裏腹に、引き出物の準備は、意外と時間と手間がかかるものです。 どんなものを選べば喜んでもらえるのか、ゲストの顔は浮かぶものの、いざ考え始めると迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 近年、そんなギフト選びの悩みを解決してくれる、新しいサービスとして注目を集めているのが「リスト・ド・マリアージュ」というシステムです。 これは、新郎新婦が、結婚式の引き出物としてゲストに贈りたい品物リストを、専用サイトやカタログに載せておくというものです。 ゲストは、そのリストの中から、自分の予算や好みに合わせて贈りたいものを選ぶことができます。 このシステムは、新郎新婦、ゲスト双方にとって多くのメリットがあります。 新郎新婦にとっては、ゲストが本当に欲しいものを贈ることができるため、引き出物が無駄になってしまう心配がありません。 また、ゲストにとっても、自分の好みに合ったものを選ぶことができるため、満足度が高まります。 さらに、事前に贈るものが決まっているため、当日に重い荷物を持って帰ることなく、スマートに結婚式を楽しむことができます。 このように、「リスト・ド・マリアージュ」は、従来の引き出物の概念を変える、新しい選択肢として、今後ますます広がっていくことが期待されています。
衣装

結婚式に略礼服はNG?その理由と、恥をかかない服装選びとは

結婚式のお呼ばれ。招待状に「服装は平服で」とあっても、迷わずクローゼットから略礼服を選んでしまう方も多いのではないでしょうか。日本では冠婚葬祭と幅広く着用できるイメージの略礼服ですが、実はシーンやマナーを間違えると、思わぬ恥ずかしい思いをしてしまうことも。特に結婚式は、新郎新婦をお祝いする華やかな場。ふさわしくない服装は、お祝いの場に水を差しかねません。 まず、結婚式にふさわしい略礼服は、ダークスーツやアンサンブルスーツです。黒や紺、濃いグレーなど落ち着いた色を選びましょう。華やかな席なので、光沢のある素材や華やかなデザインのものも素敵ですが、あくまでも結婚式は主役を引き立てる装いを心がけましょう。 また、アクセサリーやバッグなどの小物にも注意が必要です。殺生を連想させる動物性の素材や、華美すぎるものは避け、お祝いの場にふさわしい上品なものを選びましょう。 結婚式は、新郎新婦の新しい門出を祝う特別な日です。服装のマナーをしっかり理解し、失礼のないようにお祝いの気持ちを表しましょう。
衣装

結婚式の服装、略礼装ってどんな服装?

結婚式は、新郎新婦の新しい門出を祝う、人生で最も華やかで特別なイベントの一つです。招待客として参加する際には、お祝いの場にふさわしい服装選びが重要となります。 結婚式に招待されたら、まず始めに招待状を確認しましょう。招待状に「服装規定」の記載がある場合は、指定されたドレスコードに従うのがマナーです。「平服でお越しください」や「カジュアルな服装で」といったように、近年では服装規定を緩く設定するケースも増えています。 特に指示がない場合、結婚式には一般的に礼服を着用します。男性であればスーツやタキシード、女性であればドレスや着物といったフォーマルな装いが基本です。肌の露出が多い服装や華美すぎるアクセサリーは避け、新郎新婦よりも目立つ服装は控えましょう。 また、結婚式場の雰囲気や格式に合わせた服装選びも大切です。格式高いホテルや専門式場での結婚式の場合、カジュアルすぎる服装は場にそぐわない可能性があります。逆に、レストランウェディングやガーデンウェディングなど、比較的カジュアルな雰囲気の結婚式であれば、少し華やかさを取り入れた服装でも問題ないでしょう。 結婚式は、新郎新婦への祝福の気持ちを込めて参加するものです。服装のマナーを守り、お祝いの場にふさわしい装いを心がけましょう。
挙式

結婚式の服装規定、ドレスコードとは?

- 結婚式における服装の重要性結婚式は、新郎新婦にとって人生の素晴らしい節目であり、招待客にとっても特別な一日です。招待された私たちも、その場にふさわしい服装を選ぶことは、お祝いの気持ちを表すだけでなく、新郎新婦や他のゲストへの思いやりの気持ちを示すことにも繋がります。結婚式には、格式やテーマによって様々な服装規定が存在します。招待状に服装の指定がある場合はもちろんのこと、特に記載がない場合でも、会場の雰囲気や時間帯を考慮して服装を選ぶことが大切です。例えば、格式高いホテルでの結婚式や、夕方から夜にかけて行われる披露宴では、正礼装や準礼装といったフォーマルな服装が求められます。一方、レストランウエディングやガーデンウエディングなど、カジュアルな雰囲気の結婚式では、少し華やかさをプラスした服装でも問題ないでしょう。服装選びに迷った際には、招待状を送ってきた友人や親族に相談してみるのも良いでしょう。また、最近ではインターネット上にも服装に関する情報が多く掲載されていますので、参考にしてみるのも良いかもしれません。結婚式は、新郎新婦の人生最良の日です。服装のマナーを守り、心から祝福の気持ちを表せるように心がけましょう。
披露宴

結婚式の基礎知識:名披露目とは?

- 名披露目とは 結婚式の準備は、招待客への対応など、たくさんのやるべきことで溢れています。中でも、特に頭を悩ませるのが「引出物」ではないでしょうか。地域や家の伝統によって、様々な形式があるため、情報収集は欠かせません。今回は、東海地方で見られる「名披露目」について詳しく解説していきます。 「名披露目」とは、結婚式と披露宴を行わず、結婚を親族だけに報告し、お披露目をするための席のことを指します。主に東海地方で行われており、関東地方の「結納」や関西地方の「顔合わせ食事会」に似た意味合いを持っています。 従来は、両家の親族が集まり、格式張った雰囲気の中で行われることが一般的でした。しかし、最近では、ホテルやレストランを貸し切って、食事会のような形式で行うケースも増えています。 名披露目では、両家の親族が初めて顔を合わせるため、結婚の報告と同時に、お互いの家族を紹介し合う大切な機会となります。また、結婚指輪や婚約指輪のお披露目、今後の結婚式の予定などを話し合う場としても利用されます。 東海地方では、結婚が決まるとまず「名披露目」、その後、改めて結婚式と披露宴を行うという流れが一般的です。そのため、招待客は親族のみとなり、友人や会社関係者を招待することはありません。 名披露目を行う場合は、招待客へのお土産として「名披露目引き出物」を用意するのが一般的です。引き出物の内容としては、タオルやお菓子などの消えものが好まれ、金額の相場は3,000円〜5,000円程度となっています。
披露宴

結婚式の引出物選び!メインギフトで感謝を伝えよう

- 引出物とは 結婚式という特別な日に足を運んでくださったお客様へ、感謝の気持ちを形にして贈るのが「引出物」です。 夫婦となる二人からお客様へ贈る贈り物という意味だけでなく、両家の家族が一つになるという意味も込められています。 古くは、結婚式の招待客へ、帰り道に食べていただくお菓子という意味で「引き菓子」を渡すことが一般的でした。 しかし、時代の流れと共に、引き菓子だけでなく、日常生活で使える食器やタオルなどの記念品を贈るようになりました。 そして、それら「引き菓子」と「記念品」を合わせて「引出物」と呼ぶようになったのです。 現在では、さらに感謝の気持ちを伝えるため、引出物に加えて、縁起物の鰹節や、二人の出身地の特産品などを贈る場合もあります。 このように、時代の変化と共にその形を変えながらも、引出物は、感謝の気持ちと、これから始まる新しい家族の未来を表現する大切な贈り物として、今もなお受け継がれています。
結婚の為の準備

結婚式の筆耕料とは?相場やマナーを解説

結婚式は、人生の大きな節目であり、多くの祝福を受ける特別な日です。その晴れ舞台に招くゲストへの招待状は、結婚式の最初の印象を決める大切な役割を担います。招待状を受け取ったゲストは、そこに込められた二人の想いや式への期待感に胸を膨らませることでしょう。特に、招待状の宛名はゲストへの敬意を表す上で非常に重要です。 美しい文字で丁寧に書かれた宛名は、ゲスト一人ひとりを大切に思っていることを伝え、心からの歓迎の気持ちを表すことができます。逆に、誤字脱字や失礼な書き方をしてしまうと、せっかくの祝いの場に水を差しかねません。また、最近はパソコンや印刷で済ませることも多いですが、手書きの宛名は温かみが感じられ、より一層気持ちが伝わるでしょう。招待状を受け取ったゲストが、結婚式当日まで楽しみに待っていてくれるよう、心を込めて宛名を書きましょう。
結婚の為の準備

結婚式のポチ袋:感謝を伝える心遣い

- ポチ袋とは? 結婚式という特別な日には、新郎新婦のために多くの人が関わってくれます。会場のスタッフの方々、美しい音色で式を彩ってくれる演奏家の方々、そして、遠方から駆けつけてくれるゲストの方々など、感謝を伝えたい相手はたくさんいますよね。 そんな感謝の気持ちを込めて、「心付け」や「お車代」を渡すことがあります。感謝の気持ちを表すこれらの金銭を、少し改まった形で渡すために使うのが「ポチ袋」です。 ポチ袋は、小さな封筒のことを指します。結婚式という華やかな場にふさわしい、美しい装飾が施されているものも多くあります。最近では、100円ショップなどでも手軽に購入することができます。 結婚式の準備は何かと忙しいものですが、ポチ袋の準備も忘れずに行いましょう。感謝の気持ちを込めたポチ袋は、心に残る贈り物となることでしょう。
結婚の為の準備

結婚祝いのお返し、半返しマナーを知っておこう

- 結婚祝いの半返しとは 結婚祝いをいただいた際、そのお祝いに感謝の気持ちを表すために贈るのが「結婚祝いのお返し」です。日本では、いただいた金額の半額程度をお返しするのが一般的で、「半返し」と呼ばれています。 結婚祝いの半返しは、いただいたお祝いを半分お返しすることで、残りの半分は夫婦の門出を祝ってくれた方との末永いお付き合いを願うという意味が込められています。 新しい生活の準備などで何かと忙しい時期ではありますが、結婚式の1~2ヶ月後を目安に、感謝の気持ちとともにお返しを贈りましょう。 結婚祝いをいただいた方には、まずお礼状を送りましょう。そして、贈る品物に迷ったときは、相手の好みやライフスタイルなどを考慮して選ぶと良いでしょう。 結婚祝いの半返しは、日本の美しい慣習の一つです。感謝の気持ちを込めて、失礼のないようにお返しをするように心がけましょう。
結婚の為の準備

結婚報告ハガキ:感謝の気持ちを込めて

- 結婚報告ハガキとは 結婚報告ハガキとは、その名の通り、結婚したことを報告するためのハガキです。新しい苗字や住所を伝える役割もあります。 「結婚の報告は電話やメールでも良いのでは?」そう思う方もいるかもしれません。確かに、近しい友人や親戚であれば、電話やメールで報告を済ませてしまうこともあるでしょう。 しかし、結婚は人生における大きな節目です。 お世話になった方々へ、感謝の気持ちと、これからも変わらぬお付き合いをお願いしたいという思いを込めて、形に残るハガキで伝えることは、とても大切な意味を持ちます。 結婚報告ハガキを受け取った側は、結婚の事実を知ると同時に、新郎新婦の新たな門出を祝福し、二人の未来を応援したいという気持ちになるでしょう。 また、結婚報告ハガキは、新しい住所を伝える役割も担っています。 引っ越し後、改めて住所を伝える手間が省けるだけでなく、受け取った側も、新生活を具体的にイメージすることができます。 このように、結婚報告ハガキは、単なる形式的なものではなく、 感謝の気持ちを伝え、新しい関係性を築くための、大切なコミュニケーションツールと言えるでしょう。
結婚の為の準備

結婚内祝い:感謝の気持ちを込めて贈るお返しのマナー

- 結婚内祝いとは 結婚内祝いとは、結婚式という人生の晴れ舞台に招待できなかった方々から結婚のお祝いをいただいた際に、感謝の気持ちを込めて贈るお返しの品のことを指します。 結婚という新たな門出を祝ってくださった方々へ、結婚の報告とともにお祝いをいただいたことへの感謝の気持ちを伝える、日本の美しい慣習の一つと言えるでしょう。 結婚内祝いを贈ることで、「お祝いをいただきありがとうございました。私たちは無事に夫婦となりました」というメッセージを伝えることができます。 結婚式に招待したゲストに贈る結婚祝いのお返しである「結婚引き出物」と混同されがちですが、結婚内祝いは、結婚式に招待できなかった方々へ贈るという点で異なります。 ご祝儀をいただいた場合と同様に、結婚内祝いも感謝の気持ちを表す大切なものです。
披露宴

結婚式で使ってはいけない!縁起が悪い言葉と意味

結婚式は、二人の新しい門出を祝う、人生で最も輝かしい瞬間の一つです。生涯の伴侶と巡り合い、愛を誓い合う姿は、参列した人々に深い感動を与えます。しかし、このようなおめでたい席にも、古くから伝わる伝統や言い伝えが存在します。その一つが「忌み言葉」です。結婚式の忌み言葉とは、その場にふさわしくないとされる言葉や表現のことを指します。これらの言葉は、夫婦の別れや不幸を連想させることから、縁起が悪いとされ、結婚式のスピーチや会話の中で使用することを避けるのが一般的です。 例えば、「別れる」「切る」「切れる」といった言葉は、夫婦の別れを連想させるため、使用を控えるべきとされています。また、「繰り返し」「度々」といった言葉も、再婚を連想させるため、結婚式ではタブーとされています。さらに、「悲しむ」「苦しむ」といったネガティブな言葉も、結婚生活における困難を連想させることから、避けるべき言葉とされています。 これらの忌み言葉は、あくまで古くからの言い伝えや迷信に基づくものであり、必ずしも守らなければならないわけではありません。しかし、結婚式は新郎新婦にとってはもちろんのこと、両家の家族にとっても大切な儀式です。そのため、伝統やマナーを重んじ、忌み言葉を避けることで、周囲への配慮を示すことが大切です。万が一、スピーチや会話の中で使ってしまいそうな場合は、別の言葉に言い換えるなど、状況に応じて適切に対応しましょう。
披露宴

結婚式で恥をかかない!席次の上座・下座の基礎知識

結婚式や披露宴は、新郎新婦の新たな門出を祝う晴れの場であると同時に、両家の家族や親族が一堂に会し、お互いを知り合い、親睦を深める貴重な機会でもあります。 円滑で和やかな時間を過ごすためには、結婚式の場にふさわしいマナーや振る舞いを心がけることが大切です。 数あるマナーの中でも、特に気を配りたいのが「席次」です。 「上座」「下座」といった考え方は、古くから日本に根付く伝統的な慣習であり、結婚式においても重要な役割を果たします。 これは、単に座る場所を決めるだけでなく、その場に集う人々への敬意や配慮を示すという意味合いも込められています。 新郎新婦はもちろんのこと、招待されたゲストも席次に関する基本的な知識を身につけておくことが、円滑な式進行と、お互いに気持ちよく過ごすために大切です。
和式

結婚祝いと水引のマナー:結び方と意味

結婚祝いを贈る際、ご祝儀袋や贈り物にかけられている水引。それは単なる飾りではなく、贈る側の気持ちを伝える大切な役割を担っています。特に日本では、古くから受け継がれてきた水引の文化があり、贈る場面や気持ちに合わせて、色や結び方が細かく使い分けられています。 結婚祝いの水引は、「結び切り」と「蝶結び」の二種類があります。結び切りは、一度結ぶと簡単に解けないことから、「結婚の縁が一生解けないように」という願いが込められており、結婚祝いや快気祝いなど、一度きりであってほしいお祝いの際に使われます。 一方、蝶結びは、何度でも結び直せることから、「何度あっても良いお祝い事」という意味合いがあり、出産祝いなどに使われます。結婚祝いの場合は、「何度でも結び直せる=離婚を連想させる」と捉えられるため、結び切りを用いるのが一般的です。 水引の色にも意味があり、結婚祝いで最も多く用いられるのは、紅白や金銀、赤金などのおめでたい色の組み合わせです。これらの色は、幸福や繁栄を象徴し、新しい門出を祝う気持ちを表しています。 このように、水引は日本の伝統的な文化であり、贈る側の気持ちを伝える大切な役割を担っています。結婚祝いを贈る際には、水引の意味やマナーを理解し、心を込めて選んだ贈り物に、想いを込めた水引をかけて贈りましょう。
披露宴

結婚祝い、ご祝儀の疑問を解決!

- ご祝儀とは ご祝儀とは、結婚や出産、新築などのおめでたい出来事があった時、その喜びを分かち合い、お祝いの気持ちを伝えるために贈るお金や品物のことを指します。 日本では古くから、人生の大切な節目となるような慶事に際し、金品を贈り合うことで互いに助け合い、喜びを分かち合うという美しい文化が根付いてきました。 特に結婚式においては、二人の新しい人生の門出を祝うという意味合いから、ご祝儀を贈ることが一般的となっています。 ご祝儀として贈るお金は、一般的に「寿」や「御祝」などと書かれた祝儀袋に入れ、新郎新婦に手渡しで渡します。金額は、関係性や年齢、地域によって異なりますが、一般的には友人であれば3万円、親族であれば5万円、10万円などが相場とされています。 ご祝儀は、単なる金品のやり取りではなく、そこには人と人との繋がりや、互いを思いやる気持ちが込められています。お祝いの気持ちを込めて、心を込めて贈りたいものです。
披露宴

結婚式の感謝を込めて:お礼のマナー

- 結婚式の『お礼』とは 結婚式は、新郎新婦にとって人生最良の日ですが、たくさんの人たちの助けがあってこそ、成功させることができます。受付、余興、二次会の幹事など、様々な場面でゲストにお手伝いをお願いする場面が出てくるでしょう。こうした方々へ、感謝の気持ちを込めて渡す金一封のことを『お礼』と呼びます。 結婚式という特別な日を支え、盛り上げてくれた方々へ、心からの感謝を伝える大切な慣習と言えるでしょう。 具体的には、受付をしてくださった方には「受付お礼」、スピーチや余興をお願いした方には「お車代」や「御礼」、二次会の幹事をしてくださった方には「幹事お礼」といった形で感謝の気持ちを伝えます。 金額の相場は、お手伝いの内容や関係性によって異なりますが、一般的には5,000円から30,000円程度が相場です。 お礼は、感謝の気持ちを込めて、丁寧に渡すようにしましょう。表書きは「寿」や「御礼」とし、水引は紅白の蝶結びを使用します。また、現金だけでなく、感謝の言葉を書いた手紙を添えるのも良いでしょう。 結婚式のお礼は、感謝の気持ちを表す大切なものです。金額や渡し方に迷う場合は、結婚式のプランナーや周囲の人に相談してみるのも良いでしょう。