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結婚式のスピーチで!乾杯の起源とマナー

結婚式やパーティーで必ずと言っていいほど行われる「乾杯」。グラスを合わせ、笑顔で言葉を交わすその行為は、場を和ませ、祝福ムードを高めてくれます。この誰もが知る「乾杯」ですが、一体いつ頃から始まったのでしょうか? その起源は驚くことに、はるか昔の古代にまで遡ると言われています。当時の人々は、目に見えない悪霊の存在を恐れ、生活の中に様々な魔除けを取り入れていました。グラスを鳴らす音は、悪霊を追い払うと信じられており、それが転じて祝いの席で、健康や幸福を祈る行為として定着していったという説が有力です。 また、別の説では、かつて人々が飲み物に毒を盛られることを恐れていたことに由来するとも言われています。乾杯の際に互いの飲み物を少し混ぜ合わせることで、毒が入っていないことを確認し合っていたというのです。 どちらの説にせよ、現代ではお酒を楽しむための一つの習慣として親しまれている乾杯ですが、古くから人々の願いや祈りが込められた大切な行為として、長い年月を経て受け継がれてきたということは、大変興味深いですね。
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結婚式の華やかさを彩る!シャンパントースト徹底解説

- シャンパントーストとは シャンパントーストは、結婚式のお祝いムードを最高潮に盛り上げる、華やかなセレモニーです。欧米から伝わった習慣で、新郎新婦の門出を祝し、二人の未来が永遠の幸せで溢れるようにと、ゲスト全員でシャンパンを手に乾杯します。 結婚式や披露宴で、多くは食事が終わりに近づいた頃に行われます。新郎新婦が各テーブルを周り、ゲスト一人ひとりに直接感謝の気持ちを伝えながらシャンパンを注ぐ場合もあれば、高砂に新郎新婦が並んでゲストと乾杯する場合もあります。 司会者の合図で、ゲスト全員がシャンパングラスを手に持ち、新郎新婦の幸せを願って乾杯します。 グラスを軽く掲げたり、隣の人とグラスをチリンと鳴らしたりするのも、お祝いの席ならではの演出です。会場全体が笑顔と祝福の気持ちで包まれ、一体感と高揚感に満ち溢れる、結婚式の中でも特に印象的な瞬間となるでしょう。