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披露宴

結婚式の席次: 上座・下座の基礎知識

結婚式は、新郎新婦にとって新たな人生の始まりの一日であると同時に、両家の家族や親族、友人、職場の方々など、これまでの人生でお世話になった方々へ感謝の気持ちを伝える大切な場でもあります。 感謝の気持ちを伝える場であるからこそ、結婚式における席順は、単なる順番ではなく、それぞれのゲストに対する敬意を表す重要な要素となります。特に、古くから日本に伝わる文化である「上座・下座」の考え方は、席順を考える上で重要な要素となります。 一般的に、結婚式では、新郎新婦から見て右側に新郎側、左側に新婦側のゲストが着席します。そして、両家の親族席は、新郎新婦から見てそれぞれ一番奥の上座に位置し、その後ろに着席する親族は、新郎新婦との関係性が近い順に、遠い順に座ります。 友人や職場の方々など、新郎新婦と近い関係の人々は、親族席よりも外側の上座から、関係性が薄い人ほど下座へ着席するのが一般的です。 席順は、結婚式に出席するゲストへの配慮を示す上で非常に重要です。新郎新婦は、ゲスト一人ひとりの立場や関係性を考慮し、感謝の気持ちが伝わるような席順を心がけることが大切です。