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ダイヤモンドの蛍光性:輝きの秘密

結婚指輪を探していると、ダイヤモンドの輝きについて様々な言葉を耳にすることがあるでしょう。「蛍光性」もその一つかもしれません。耳慣れない言葉かもしれませんが、ダイヤモンドの輝きを考える上で知っておくと役立つでしょう。 蛍光性とは、ダイヤモンドが特定の光を浴びた際に、一時的に光を放つ現象のことです。普段目にする機会は少ないかもしれませんが、ブラックライトの下で光る服を見たことはありませんか?あれは服に含まれる蛍光物質がブラックライトの光に反応して光っているのですが、ダイヤモンドの場合もこれと似たようなことが起きているのです。ダイヤモンドに紫外線を当てると、そのエネルギーを吸収し、再び光として放出することで私たちには光って見えるのです。 蛍光性を持つダイヤモンドは、紫外線を含む太陽光の下では、蛍光性を持たないダイヤモンドよりも明るく輝くことがあります。ダイヤモンドの多くは青白い蛍光性を持ちますが、黄色やオレンジ、赤など、色のついた蛍光性を示すものも存在します。色のついた蛍光性は、ダイヤモンド本来の色味に影響を与えることもあるため、購入する際には注意が必要です。