ご祝儀

その他

結婚式とお祝いの知識:祝儀の意味とマナー

「祝儀」という言葉は、結婚式などのお祝い事の場でよく耳にするでしょう。しかし、「祝儀」には大きく分けて二つの意味があることはご存知でしょうか? 一つ目は、結婚式やお祝いなど、おめでたい儀式そのものを指す場合です。例えば、「結婚の祝儀をあげる」という表現は、結婚をお祝いする儀式を行うことを意味します。この場合の「祝儀」は、式自体を指し、金銭や物品は含まれません。 二つ目は、お祝いの気持ちを表すために贈る金銭や物品を指す場合です。「結婚式の祝儀を用意する」という場合は、こちらを指します。結婚式の招待状に「ご祝儀は辞退いたします」と記載されている場合は、金銭や贈り物は不要という意味になります。 このように、「祝儀」という言葉は文脈によって意味が異なるため、注意が必要です。特に、結婚式の招待状など、フォーマルな場面では、誤解を招かないよう、言葉の使い方に気を配りましょう。
披露宴

結婚式成功の鍵!受付の役割とポイント

結婚式や披露宴、二次会。会場の入り口には必ず受付が設置されています。受付は、まさに結婚式の顔となる大切な場所です。 ゲストはまず受付で、芳名帳に氏名と住所を記入し、招待状を持参したかを聞かれます。そして、席次表を受け取り、会場へと案内されます。 受付は、ゲストが最初に接する場所であるため、結婚式の第一印象を左右する重要な役割を担っています。 笑顔でゲストを迎え、スムーズに案内することはもちろん、ゲストの荷物を預かったり、会場までの道順を案内したりすることもあります。また、ご祝儀の受け渡しなど、金銭のやり取りを行う場合もあるため、責任感も求められます。 受付を担当する人は、新郎新婦との関係性が深く、信頼できる人が選ばれることが一般的です。学生時代からの友人や職場の同僚など、新郎新婦と年齢の近い人が多い傾向にあります。 受付は、結婚式全体の雰囲気を左右する大切な役割を担っていることを自覚し、ゲストが気持ちよく式に参列できるよう、心を込めておもてなしをすることが大切です。
和式

結婚祝い!水引の選び方と意味を知って、気持ちを伝えよう

結婚という人生の晴れ舞台を祝う贈り物。ご祝儀やプレゼントを贈る際、日本では祝儀袋や包装紙に水引をかけるのが伝統的なマナーです。水引は単なる装飾品ではなく、贈る側の気持ちを伝える大切な役割を担っています。 結婚祝いの水引は、「結び切り」を用いるのが一般的です。「結び切り」は、一度結ぶと簡単にほどけないことから、夫婦の絆が固く結ばれるようにとの願いが込められています。また、結婚は人生で一度きりであるようにとの意味合いも込められており、再婚を連想させる「蝶結び」は避けるべきとされています。 水引の色にも意味があります。結婚祝いの場合は、紅白や金銀、紅白金などの組み合わせが一般的です。これらの色は、お祝いの席にふさわしい華やかさを持つと同時に、繁栄や幸福を象徴する縁起の良い色とされています。 水引は、贈る側の心遣いを表す大切な要素です。水引の選び方一つで、相手に失礼な印象を与えてしまう可能性もあるため、伝統的なマナーを理解した上で、真心を込めて贈り物を贈りましょう。
披露宴

結婚式のスタイル: 会費制って?

- 会費制とは 結婚式や披露宴は、人生の門出を祝う特別な場であり、多くの場合、ご祝儀という形で招待客から祝福の気持ちを受け取ります。しかし近年、従来の形式にとらわれず、招待客一人ひとりと喜びを分かち合う新しいスタイルとして、『会費制』の結婚式が注目を集めています。 会費制とは、結婚式や披露宴にかかる費用を、招待客一人ひとりに負担していただくシステムです。従来の結婚式では、招待客は『ご祝儀』を持参するのが一般的でしたが、会費制の場合は、その会費がご祝儀の代わりとなります。つまり、招待客はあらかじめ決められた金額を支払うことで、祝宴に参加することになります。 会費制のメリットとしては、招待客がご祝儀の金額を気にすることなく、気兼ねなく結婚式に参列できる点が挙げられます。また、新郎新婦にとっても、費用の負担を軽減できるだけでなく、招待客一人ひとりの顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちを込めたおもてなしに集中することができます。 一方、会費制は比較的新しく、まだ浸透していない地域や年齢層もあるため、招待客の年齢層や地域によっては、事前にしっかりと説明する必要がある場合もあります。 会費制か、従来通りのご祝儀制か、どちらが良いかは、新郎新婦の考え方や、結婚式の内容、招待客との関係性などによって異なります。大切なのは、どちらのスタイルが、自分たちにとって、そして招待客にとって、より心地よく、思い出深い一日を過ごせるのか、という視点で検討することです。