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披露宴

結婚式に彩りを添える、ドラジェの魅力

- ドラジェとは? ドラジェとは、アーモンドを砂糖ペーストでコーティングした、ヨーロッパ生まれの可愛らしいお菓子です。アーモンドの香ばしさと砂糖の甘さが織りなすハーモニーは、幸せなひとときを演出してくれるでしょう。 特にフランスでは、古くから結婚式の引き出物として親しまれてきました。これは、ドラジェに込められた「幸福の種」という意味合いによるものです。アーモンドは成長して実を結ぶことから、子孫繁栄の象徴とされています。さらに、砂糖でコーティングされている様子は、共に人生の苦楽を分かち合う夫婦の姿を表現しているとも言われています。 ドラジェは、色や大きさ、フレーバーも実に様々です。定番の白やピンク、ブルーに加え、パステルカラーやメタリックカラーなど、結婚式のテーマや会場の雰囲気に合わせて選ぶことができます。また、最近ではアーモンド以外のナッツやチョコレートをコーティングしたものや、フレーバーもフルーツやコーヒーなど、バラエティ豊かに揃っています。 このように、ドラジェは見た目も可愛らしく、深い意味合いも持ち合わせていることから、結婚式という特別な日にふさわしい贈り物として、今もなお世界中で愛されています。
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結婚式のお菓子、引菓子の選び方

結婚式に出席すると、華やかな包みの引き出物とは別に、持ち帰りやすいサイズのお菓子をもらうことがありますよね。それが「引菓子」です。 引菓子は、もともとは結婚式で振る舞われたお料理を、ゲストに持ち帰ってもらったことが由来とされています。昔は今のように食べ物を持ち帰るための便利な箱などはなく、葉っぱや紙に包んで持ち帰っていました。時代が流れるにつれて、持ち帰りやすいお菓子が主流となっていったのです。 引菓子は、結婚式でいただいた幸せや喜びを、ゲストと分かち合うという意味が込められています。そのため、夫婦の始まりの象徴である砂糖を使ったお菓子が選ばれることが多くありました。 近年では、洋菓子や縁起が良いとされるバームクーヘン、地域の銘菓などが選ばれることも多く、ゲストの顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちを込めて選んでいるカップルも多いようです。