披露宴会場の配置:「ちらし」で作る、自由な空間

披露宴会場の配置:「ちらし」で作る、自由な空間

ウェディングの質問

先生、「ちらし」って結婚式で聞く言葉ってどんな意味ですか?

ウェディング専門家

いい質問だね。「ちらし」は、披露宴会場で、丸いテーブルをいくつか、ばらばらに置くテーブルの配置のことだよ。

ウェディングの質問

へえー。じゃあ、長細いテーブルを並べるのはなんて言うんですか?

ウェディング専門家

それは「流し」って言うんだ。ちらしと流し、どちらも覚えておくと役に立つよ。

ちらしとは。

結婚式や披露宴で、お客さんが座るテーブルの置き方の一つに「ちらし」というものがあります。これは、丸いテーブルを適当な間隔をあけて置く配置のことで、長細いテーブルを縦に並べる「流し」とは別の置き方になります。

披露宴会場の配置

披露宴会場の配置

– 披露宴会場の配置

結婚式や披露宴を行う会場の配置は、大きく分けて「ちらし」と「流し」の二つのスタイルがあります。

「ちらし」配置は、円卓を会場に複数配置するスタイルです。各テーブルにゲストが分かれて座り、新郎新婦はテーブルの間を自由に動き回ってゲストと触れ合うことができます。一方、「流し」配置は、長テーブルを会場の中央に配置し、新郎新婦が並んで座るスタイルです。ゲストは長テーブルの両側に座り、新郎新婦を囲むように配置されます。

近年では、ゲストとの距離が近く、アットホームな雰囲気で過ごせる「ちらし」配置が人気を集めています。円卓を囲んでの会話も弾みやすく、リラックスした雰囲気の中でゲストとゆっくりと時間を過ごすことができます。また、会場の装飾や演出の自由度が高いのも魅力の一つです。テーブルコーディネートや装花、照明などを工夫することで、新郎新婦の個性を表現したり、テーマ性を持たせた空間を作り出すことができます。

一方、「流し」配置は、新郎新婦の姿を全てのゲストが見やすいというメリットがあります。特に、親族や会社の上司など、フォーマルな席で招待するゲストが多い場合には適しています。

どちらの配置にもそれぞれの良さがありますので、招待客の人数や雰囲気、会場の広さなどを考慮しながら、自分たちの結婚式に最適なスタイルを選びましょう。

項目 ちらし配置 流し配置
レイアウト 円卓を複数配置 長テーブルを中央に配置
雰囲気 アットホーム、リラックス フォーマル
メリット – ゲストとの距離が近い
– 会話しやすい
– 装飾・演出の自由度が高い
– 新郎新婦の姿を全員が見やすい
おすすめポイント – ゲストとの時間を大切にしたい
– 個性を表現したい
– 親族や上司などフォーマルなゲストが多い

円卓で作る「ちらし」配置

円卓で作る「ちらし」配置

– 円卓で作る「ちらし」配置

円卓を使った「ちらし」配置は、まるで会場に華やかな花を散らしたように、テーブルを自由に配置する方法です。従来の長テーブルを並べる形式とは異なり、ゲストとの距離感が近く、アットホームな雰囲気を演出できます。

会場の広さや形状に合わせて、テーブルの数や配置を自由に調整できるのも魅力の一つです。例えば、正方形の会場であれば、中心にメインテーブルを置き、その周りを囲むように円卓を配置することができます。また、長方形の会場であれば、窓際や壁際に沿って円卓を配置することで、空間を有効活用できます。

ゲストの人数やテーブルの大きさによって、6名掛けや8名掛けなど、テーブルのサイズを変えることも可能です。さらに、高さを変えたテーブルを組み合わせることで、会場に立体感を持たせることもできます。

「ちらし」配置は、ゲスト一人ひとりの顔が見渡しやすく、会話が弾む楽しいパーティーになるでしょう。また、自由にテーブルを配置できるため、写真撮影の際も、様々な角度からゲストと新郎新婦を美しく撮影することができます。

項目 内容
配置の特徴 会場にテーブルを自由に配置する方法
ゲストとの距離感が近く、アットホームな雰囲気
会場への対応 会場の広さや形状に合わせて、テーブルの数や配置を調整可能
テーブルサイズ 6名掛けや8名掛けなど、人数やテーブルの大きさに合わせて調整可能
メリット ゲスト一人ひとりの顔が見渡しやすく、会話が弾みやすい
写真撮影の際、様々な角度から撮影可能

「ちらし」配置のメリット

「ちらし」配置のメリット

「ちらし」配置とは、会場にテーブルを点在させ、ゲストが自由に席を移動できるスタイルのことです。従来の結婚式のような席次や高砂席もなく、自由な雰囲気でゲスト同士が交流を楽しめることが魅力です。

最大のメリットは、ゲスト同士の距離が近く、アットホームな雰囲気を作りやすい点です。従来の着席スタイルのように、知らない人同士が隣り合って座る気まずさもなく、リラックスして会話が弾むでしょう。

また、新郎新婦もゲストと同じ目線で楽しめるのも魅力です。高砂席がないため、ゲスト一人ひとりと近い距離で触れ合い、感謝の気持ちを直接伝えることができます。

さらに、「ちらし」配置は、立食形式よりも席数が少なく済むため、会場の広さに制限がある場合でも、多くのゲストを招待できるというメリットもあります。

自由でアットホームな結婚式を希望するカップルには、「ちらし」配置はおすすめのスタイルと言えるでしょう。

特徴 メリット
テーブルを点在させ、ゲストが自由に席を移動できるスタイル
  • ゲスト同士の距離が近く、アットホームな雰囲気
  • 新郎新婦もゲストと同じ目線で楽しめる
  • 立食形式よりも席数が少なく済む

「ちらし」配置のポイント

「ちらし」配置のポイント

結婚式における「ちらし」配置は、ゲスト全員が心地よく過ごせる空間づくりの上で非常に大切です。

「ちらし」配置を成功させる最大のポイントは、テーブル間の導線を意識することです。ゲストが他のテーブルへ移動する際、あるいはスタッフが料理や飲み物を提供する際に、スムーズに通行できるだけの十分なスペースを確保しましょう。窮屈な印象を与えないよう、テーブルの周囲にはゆとりを持たせることが重要です。

また、会場全体に変化をつけることも大切です。すべてのテーブルの高さを揃えるのではなく、高低差をつけることで空間にリズムが生まれ、単調な印象を避けることができます。さらに、テーブルクロスや装花、キャンドルなどの装飾に変化を加えることによって、会場全体に華やかさをプラスすることができます。テーブルごとにテーマカラーを設定するのも良いでしょう。

ゲストが自由に動き回り、会話や食事を楽しめるような、快適で魅力的な空間を目指しましょう。

ポイント 詳細
テーブル間導線 ゲストやスタッフがスムーズに通行できる十分なスペースを確保する。テーブル周囲にゆとりを持たせる。
会場全体に変化をつける テーブルの高低差、テーブルクロスや装花、キャンドルなどの装飾、テーマカラーで変化をつける。

まとめ

まとめ

結婚式の披露宴会場の配置にはいくつか種類がありますが、中でも人気が高いのが「ちらし」配置です。
「ちらし」配置は、会場にテーブルを自由に配置するスタイルで、格式張らずにアットホームな雰囲気を演出できるのが魅力です。
ゲストとの距離が近く、会話や写真撮影などを通じて、一体感を味わえる空間を作れるため、ゲストを招いて賑やかに過ごしたいと考えているカップルにおすすめです。

会場の広さや形状、ゲストの人数によって、テーブルの大きさや数を調整する必要があるため、会場の担当者とよく相談しながら最適な配置を検討しましょう。
例えば、会場が広い場合は、高砂を設けずに、新郎新婦もゲストと同じテーブルに座ることで、より親密な雰囲気を演出することもできます。
また、会場の形に合わせて、円卓や長方形のテーブルなどを組み合わせることで、空間に変化を持たせることも可能です。

「ちらし」配置は、自由度が高いからこそ、ふたりの希望やイメージを反映させやすい配置と言えます。
招待するゲストの人数や、披露宴で実現したい雰囲気などを考慮しながら、理想の会場作りを目指しましょう。

配置 特徴 メリット ポイント
ちらし テーブルを自由に配置するスタイル ・格式張らずにアットホームな雰囲気を演出できる
・ゲストとの距離が近く、一体感を味わえる
・会場の広さや形状、ゲストの人数によって、テーブルの大きさや数を調整する
・会場の担当者とよく相談しながら最適な配置を検討する
・新郎新婦もゲストと同じテーブルに座ることで、より親密な雰囲気を演出する
・円卓や長方形のテーブルなどを組み合わせることで、空間に変化を持たせる