結婚式を盛り上げる!ファーストバイトの意味と演出
ウェディングの質問
先生、「ファーストバイト」ってなんですか?結婚式でケーキを食べさせ合ってるのを見たことがあるんですけど…
ウェディング専門家
いい質問ですね!「ファーストバイト」は、結婚式で新郎新婦がケーキ入刀の後、お互いにケーキを食べさせ合う儀式のことで、欧米から伝わったんだよ。
ウェディングの質問
へえー、外国から来たんですね! どうしてケーキを食べさせ合うんですか?
ウェディング専門家
「一生食べ物に困らせない」「ずっとおいしいごはんを作ります」という意味が込められていると言われているんだよ。ロマンチックだね!
ファーストバイトとは。
結婚式で、ケーキ入刀の後にする『ファーストバイト』は、新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合うことをいいます。この儀式は西洋から伝わったもので、「生涯、あなたを養います」「これからずっと、あなたに美味しいご飯を作ります」といった意味が込められています。
結婚式で定番の演出、ファーストバイト
結婚式でケーキ入刀と並んで定番となっている演出の一つに、ファーストバイトがあります。ケーキ入刀後、新郎新婦がカットしたケーキを食べさせあう、微笑ましい光景を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
ファーストバイトは、欧米から伝わったもので、日本でも広く浸透しました。互いにケーキを食べさせあうことで、「一生食べさせてあげる」「一生おいしいごはんを作ります」といった意味が込められており、夫婦としての愛情や絆を誓い合う、大切な儀式として親しまれています。
一般的には、新郎から新婦へは「優しく愛情を込めて」、新婦から新郎へは「大きな愛情を込めて」ケーキを食べさせあうのが一般的です。使用するケーキサーバーも、大きいものや小さいものなど、様々なものが用意されています。
また、最近では、新郎新婦から両親へ感謝の気持ちを込めてケーキを食べさせる「ラストバイト」や、両家の両親にも参加してもらう「サンクスバイト」、友人やお世話になった方々にも参加していただく「シェアバイト」など、様々なバリエーションのファーストバイトも人気を集めています。
ファーストバイトは、結婚式という特別な日に、夫婦としての門出を祝うと同時に、感謝の気持ちや未来への誓いを表現する、素敵な演出と言えるでしょう。
演出 | 意味 | 備考 |
---|---|---|
ファーストバイト (新郎→新婦) |
優しく愛情を込めて | 欧米発祥 ケーキサーバーは大小様々 |
ファーストバイト (新婦→新郎) |
大きな愛情を込めて | |
ラストバイト | 新郎新婦から両親へ感謝の気持ちを込めて | |
サンクスバイト | 両家の両親も参加 | |
シェアバイト | 友人やお世話になった方々も参加 |
ファーストバイトの由来と歴史
結婚式で多くの人を笑顔にする演出の一つ、ファーストバイト。
実はこの演出、はるか昔の古代ローマ時代から続くものだと知っていましたか?
古代ローマ時代、結婚式で食べ物を分け合うことは、作物が豊かに実り、子孫繁栄を願う神聖な儀式でした。
現代のように新郎新婦がお互いに食べさせ合う形ではありませんでしたが、夫婦が共に幸せに過ごせるようにとの願いが込められていたのです。
時代が流れ中世ヨーロッパでは、新婦が結婚式で小さく切ったパンやケーキを招待客に配る習慣が生まれました。
これは、集まった人に幸せのおすそ分けをし、共に祝うことを意味していました。
そして時代を経るごとに、新郎が新婦にケーキを食べさせる行為が加わり、現在のファーストバイトの形へと変化していきました。
現代では、新郎から新婦へは「一生食べさせていく」、新婦から新郎へは「一生おいしいご飯を作る」という愛情表現として楽しまれています。
国や地域によってその意味合いは少しずつ異なりますが、ファーストバイトは夫婦の愛と絆を象徴する演出として、世界中で愛され続けています。
時代 | ファーストバイトの由来 |
---|---|
古代ローマ時代 |
|
中世ヨーロッパ |
|
現代 |
|
ファーストバイトを盛り上げるポイント
結婚式の中でも特に盛り上がる演出の一つ、ファーストバイト。
新郎新婦にとってはもちろん、ゲストにとっても忘れられない楽しい時間にするために、いくつかポイントを押さえておきましょう。
新婦から新郎へは、愛情表現として、大きめにカットしたケーキを豪快に食べさせてあげるのが定番です。
愛情の大きさに合わせて、少しいたずら心でクリームを顔につけてしまうのも、会場を盛り上げる定番の演出です。
照れながらも嬉しそうな新郎の姿に、ゲストも自然と笑顔になるでしょう。
反対に、新郎から新婦へは、愛情と優しさを込めて、小さく可愛らしい一口を食べさせてあげるのがおすすめです。
この対比が、二人の個性をより一層引き立て、心温まるシーンを演出してくれるでしょう。
さらに、使用するケーキサーバーを大きなものに変えたり、巨大スプーンを用意したりすると、ユーモアが加わり、会場はさらに盛り上がること間違いなしです。
また、ファーストバイトの前後に、両親や親族、友人など、これまでお世話になった大切な人へ感謝の気持ちを込めてケーキを食べさせてあげる「ラストバイト」や「サンクスバイト」を取り入れるのもおすすめです。
感謝の気持ちを伝えることで、結婚式全体がより感動的で心に残る一日となるでしょう。
新婦→新郎 | 新郎→新婦 | |
---|---|---|
意味 | 愛情表現 | 愛情と優しさ |
ケーキの大きさ | 大きめ | 小さめ |
演出のポイント | ・クリームを顔に付ける ・大きなサーバーやスプーンを使う |
ファーストバイトで結婚式の感動を倍増
結婚式で欠かせない演出の一つ、ファーストバイト。
ケーキ入刀に続くこのイベントは、単なる演出ではなく、新郎新婦にとって深い意味を持つ時間となります。
ファーストバイトは、お互いにケーキを食べさせ合うことで、「これからの人生を共にし、喜びも苦しみも分かち合っていく」という誓いを象徴するものです。
新郎から新婦へは「一生守っていく」、新婦から新郎へは「一生美味しいご飯を作っていく」という愛情のこもったメッセージが込められており、二人の愛と絆を確かめ合う瞬間とも言えます。
また、ゲストにとっても、二人の幸せそうな姿を間近で見ることができる、感動的な場面です。
温かい拍手と笑顔に包まれるファーストバイトは、結婚式という特別な日を、より一層心に残るものにするでしょう。
結婚式という新たな門出を迎える二人にとって、ファーストバイトは、夫婦としての未来を予感させる大切なセレモニーなのです。
項目 | 内容 |
---|---|
意味 | 新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合うことで、これからの人生を共にし、喜びも苦しみも分かち合っていくという誓いを象徴する。 |
新郎から新婦へ | 「一生守っていく」という愛情のこもったメッセージ |
新婦から新郎へ | 「一生美味しいご飯を作っていく」という愛情のこもったメッセージ |
ゲストにとって | 二人の幸せそうな姿を間近で見ることができる、感動的な場面 |