ブーケトスの意味と由来、演出のポイントをご紹介
- 幸せのおすそ分け、ブーケトス
ブーケトスとは、結婚式のお開き間際や、新婚旅行へ出発する際に行われる演出の一つです。
純白のウェディングドレスに身を包んだ花嫁が、祝福してくれるゲストに背を向け、手にしたブーケを高らかに背後へと投げます。それを受け取ろうと、 unmarried の女性ゲストたちが、笑顔で手を伸ばし、ブーケは宙を舞います。この華やかで心温まる演出は、花嫁の幸せを結婚式に参列してくれたゲストにも分け与えたいという素敵な想いが込められています。
ブーケトスは、ヨーロッパで古くから伝わる言い伝えに由来します。当時、花嫁の幸せにあやかろうと、人々はウェディングドレスの一部を手に入れようとしました。しかし、それは花嫁を困らせてしまうため、代わりにブーケを投げるようになったと言われています。
ブーケを受け取った女性は、次に結婚する幸運に巡り合うことができると信じられており、未婚の女性ゲストにとって、ブーケトスは結婚式の中でも特に胸が高鳴る瞬間です。
近年では、ブーケをあらかじめ小分けにしておく「ブーケプルズ」や、リボンをブーケに結びつけ、引いた人がブーケを受け取れる「リボンプルズ」など、多くのゲストが参加できる演出も人気を集めています。
ブーケトスは、花嫁の幸せがゲストに伝播していく、結婚式を彩る素敵なイベントです。