婚約指輪の定番!ラウンドブリリアントカットの魅力
- ラウンドブリリアントカットとはラウンドブリリアントカットは、宝石の中でも特にダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すために考案された、カット技法のひとつです。その名の通り、真上から見ると円形に見える形と、内部から溢れ出るような強い輝きが特徴です。ダイヤモンドは、光が内部に入ると反射と屈折を繰り返しながら輝きを生み出します。ラウンドブリリアントカットは、58面体という複雑なカットを施すことで、ダイヤモンドに入射した光を効率的に反射させ、最大限の輝きを引き出すように計算されています。具体的には、ダイヤモンドの上部にはテーブル面と呼ばれる広い面と、その周囲を囲む三角形のスターファセット、カイトファセットなどが配置され、下部にはパビリオンと呼ばれる円錐形のカットが施されています。これらのカットの角度や配置は、長年の研究と経験に基づいて厳密に計算されており、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すための、まさに職人技の結晶といえます。その輝きの美しさから、ラウンドブリリアントカットは婚約指輪に使われるダイヤモンドのほとんどを占めています。ダイヤモンドの美しさを最大限に引き出すこのカットは、永遠の愛を誓い合う二人にとって、これ以上ないほどふさわしい選択と言えるでしょう。