幸せを願うおまじない♡花嫁の靴に銀の6ペンスを

幸せを願うおまじない♡花嫁の靴に銀の6ペンスを

ウェディングの質問

先生、「ア・シルバー・シックスペンス・イン・ハー・シュー」って、どういう意味ですか?

ウェディング専門家

いい質問だね。「ア・シルバー・シックスペンス・イン・ハー・シュー」は、結婚式で花嫁の靴の中に銀の6ペンスコインを入れる習慣のことだよ。イギリスの古い言い伝えなんだ。

ウェディングの質問

へえー、靴の中にコインを入れるんですね。何か意味があるんですか?

ウェディング専門家

そうなんだ。銀の6ペンスコインは、富や豊かな未来を象徴すると言われているんだよ。だから、花嫁の幸せを願って靴に入れるんだよ。

ア・シルバー・シックスペンス・イン・ハー・シューとは。

「花嫁の靴の中に銀の6ペンス硬貨を入れる」というウェディングの慣習があります。これは、「サムシング・フォー」の後に続く古いイギリスの詩の一節で、「ア・シルバー・シックスペンス・イン・ハー・シュー」と呼ばれています。この銀貨は、裕福で満ち足りた未来を象徴しています。6ペンス硬貨は現在では使われていないため、銀色の硬貨やアメリカの10セント銀貨、1セント銅貨で代用されることがあります。

サムシングフォーに込められた願い

サムシングフォーに込められた願い

結婚式に花嫁が身に纏うものといえば、純白のウェディングドレスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は、ドレス以外にも、欧米では古くから「サムシングフォー」と呼ばれる4つのアイテムを身につけると幸せになれるという言い伝えがあります。

サムシングフォーとは、「何か古いもの」「何か新しいもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」の4つのことを指します。

「何か古いもの」は、祖先から受け継がれてきた家族の絆や伝統を象徴し、先祖の加護によって、これから始まる新しい生活が守られるようにとの願いが込められています。

「何か新しいもの」は、新しい人生の始まりを象徴するものであり、未来に対する希望を表しています。

「何か借りたもの」は、幸せな結婚生活を送っている人から幸せのおすそ分けにあずかるという意味があり、そのアイテムを通して、周りの人との繋がりや支え合いの大切さを示しています。

「何か青いもの」は、誠実さや貞節、純粋さを象徴する色とされており、ヨーロッパでは聖母マリアのシンボルカラーとして、花嫁の清らかさを表すために身につけられていました。

これらのアイテムは、それぞれ深い意味と願いが込められており、花嫁の幸せを願う素敵な伝統として、現代の日本の結婚式でも人気を集めています。

サムシングフォー 意味 願い
何か古いもの 祖先から受け継がれてきた家族の絆や伝統を象徴する 先祖の加護によって、これから始まる新しい生活が守られるように
何か新しいもの 新しい人生の始まりを象徴する 未来に対する希望
何か借りたもの 幸せな結婚生活を送っている人から幸せのおすそ分けにあずかる 周りの人との繋がりや支え合いの大切さ
何か青いもの 誠実さや貞節、純粋さを象徴する 花嫁の清らかさ

6ペンスコインがもたらすものとは?

6ペンスコインがもたらすものとは?

結婚式には、花嫁の幸せを願って受け継がれてきた「サムシングフォー」の伝統がありますね。青いもの、借りたもの、古いもの、新しいもの、そして多くの人が知っているのはここまでではないでしょうか。 実は、「サムシングフォー」にはもう一つ、あまり知られていないものがあるのです。それは「靴の中に銀の6ペンスコインを入れる」というもの。
これはイギリスの古い詩の一節に由来し、花嫁の左足の靴にそっと忍ばせることで、将来、経済的な不安を感じることなく、豊かで幸せな結婚生活を送ることができると言われています。
6ペンスコインは、かつてイギリスで使われていた通貨ですが、現在では廃止されています。そのため、現代では銀色のコインや、アメリカの10セント銀貨、または1セント銅貨を代用することが多いようです。
日本では6ペンスコインを入手するのが難しい場合もあるかもしれません。しかし、大切なのは、コインに込められた意味です。
この素敵な言い伝えを大切に、結婚式の準備を進めてみてはいかがでしょうか。

サムシングフォー 意味 備考
青いもの 純粋、誠実、貞節の象徴
借りたもの 幸せな結婚をしている人の幸せを分けてもらう
古いもの 家族の絆を象徴し、祖先から受け継いだ伝統や価値観を大切にする
新しいもの 新しい生活や未来への希望を表す
靴の中の6ペンスコイン 経済的な安定と豊かさを願う イギリスの古い言い伝え
現在では銀色のコインなどを代用

結婚式の素敵な演出に

結婚式の素敵な演出に

結婚式は、新しい人生の門出を祝う特別な日。そこに古くからの言い伝えを添えてみませんか?花嫁の左足の靴に、そっと銀の6ペンスコインを忍ばせるという素敵な習慣があります。
これは、これから始まる夫婦生活が愛と幸せ、そして豊かさで満たされるようにとの願いを込めたもの。
結婚式当日、花嫁は誰にも気づかれずにこの小さな秘密を胸に、未来への希望を膨らませるでしょう。一歩踏み出すたびに、コインが幸運を運んでくれるような、そんな気持ちになるかもしれません。
そして結婚式後も、このコインは二人の門出を祝うお守りとして、大切に保管されることになるでしょう。
遠い未来、結婚式の思い出話に花を咲かせるとき、このコインは夫婦の絆を確かめ合う、大切な宝物となるに違いありません。

言い伝え 意味 備考
花嫁の左足の靴に銀の6ペンスコインを入れる 愛と幸せ、豊かさで満たされた夫婦生活を送れるようにとの願いを込める 結婚式後も、お守りとして大切に保管する