アクセサリー

- グローブとは グローブとは、結婚式で花嫁が身に着ける、ウェディングドレスに合わせる手袋のことです。その歴史は古く、中世ヨーロッパでは、身分の高い女性が日焼けを防ぐために身に着けていたものが、やがてウェディングシーンにも取り入れられるようになったと言われています。 グローブと一口に言っても、そのデザインは実に様々です。指先まで覆うロンググローブは、上品でクラシカルな印象を与え、長いトレーンのドレスや、格式の高いホテルウェディングなどに最適です。一方、軽やかで可愛らしい印象のショートグローブは、近年人気が高まっているガーデンウェディングやレストランウェディングなど、カジュアルな雰囲気の式によく合います。 素材や装飾も、ドレスの雰囲気や式のテーマに合わせて選ぶことができます。シルクやサテンなど、光沢のある素材は、ドレスに華やかさを添えたい場合にぴったりです。レース素材は、繊細でロマンティックな雰囲気を演出します。ビーズや刺繍などの装飾が施されたものは、より一層華やかさを演出してくれます。一方で、シンプルなデザインのものは、どんなドレスにも合わせやすく、洗練された印象を与えます。 グローブを選ぶ際には、ドレスとのバランスはもちろんのこと、指輪交換のしやすさなども考慮することが大切です。最近は、指輪交換の時だけ外せるよう、着脱しやすいデザインのものも増えています。

- 歴史と概要クロスタイは、その名前が示す通り、襟元で帯状の布を交差させてタイピンで留めるネクタイスタイルです。1960年代にヨーロッパで誕生し、従来のネクタイとは異なる洗練された印象を与えたことから、瞬く間にファッショナブルな男性たちの間で人気となりました。 別名「コンチネンタルタイ」とも呼ばれ、その洗練された雰囲気から、フォーマルな場面に最適なネクタイスタイルとして定着しています。クロスタイは、特にタキシードやモーニングコートといった正装との相性が抜群です。結婚式や授賞式など、華やかなシーンに相応しい格調高い印象を与え、着用する人の魅力を一層引き立てます。また、通常のネクタイと比べて結び目が小さく、Vゾーンがすっきりとした印象になることも、クロスタイの特徴です。そのため、顔立ちをシャープに見せたい方や、スタイリッシュな雰囲気を演出したい方にもおすすめです。クロスタイは、結び方によって様々な表情を見せることも魅力の一つです。代表的な結び方としては、シンプルで上品な印象の「ノット」や、華やかで立体感のある「ダブルノット」などがあります。シーンや服装に合わせて結び方を変えることで、自分らしい個性を表現することができます。

結婚式という特別な日に欠かせないアイテムのひとつ、ウェディングブーケ。多くの方が、色とりどりの花々が円形に束ねられたブーケをイメージされるのではないでしょうか。もちろん、丸いブーケも素敵ですが、近年人気を集めているのが「クレッセントブーケ」と呼ばれるスタイルです。 クレッセントとは、フランス語で三日月のことを意味します。その名の通り、クレッセントブーケは、まるで夜空に輝く三日月のように、ゆるやかな弧を描く美しいシルエットが特徴です。 流れるようなラインを描くクレッセントブーケは、花嫁に優雅で洗練された印象を与えてくれます。また、縦長のシルエットは、ドレス姿をより美しく、スタイルアップして見せてくれる効果も期待できます。 使用する花材によって、可愛らしい雰囲気にも、大人っぽい雰囲気にも仕上げることができるのも魅力のひとつです。ブーケを選ぶ際には、ぜひ三日月形のクレッセントブーケも検討してみてはいかがでしょうか。

- クラブボウとは蝶ネクタイと聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、左右対称にふっくらとした形のボウタイかもしれません。しかし、蝶ネクタイの世界は奥深く、形や素材、結び方によって様々な印象を与えることができます。その中でも、「クラブボウ」は、両翼の先端が直線的にカットされているのが最大の特徴です。このシャープなカットが、他の蝶ネクタイにはない、スタイリッシュで洗練された雰囲気を醸し出します。別名「クラブシェイプ」とも呼ばれ、その名前の由来は、1920年代のアメリカに遡ります。華やかな社交界の中心地であったナイトクラブで、支配人やバーテンダーといった粋でおしゃれな男性たちに愛用されたことから、この名が付けられたと言われています。クラブボウは、フォーマルな場にもカジュアルな場にも合わせやすく、近年再び注目を集めています。特に、結婚式やパーティーなど、華やかなシーンで個性を演出したいと考える男性に人気です。いつものスーツスタイルに一点アクセントを加えたい時にも、クラブボウは最適な選択肢と言えるでしょう。

- クラッチブーケとは クラッチブーケとは、その名の通り片手でぎゅっとつかめるくらいの小ぶりなブーケのこと。 従来のブーケのように、茎の部分に装飾を施したり、持ち手を長くしたりするのではなく、茎の切り口を揃えて束ね、自然な茎のラインを活かしているのが特徴です。 このブーケの魅力は、なんといってもそのナチュラルで軽やかな雰囲気。 まるで野に咲く花をそのまま摘んできたかのような、飾らない美しさが感じられます。 最近では、ガーデンウェディングやレストランウェディングなど、アットホームな雰囲気の結婚式が増えてきたこともあり、クラッチブーケの人気が高まっています。

- クラウンとは？ クラウンとは、花嫁が頭に身につけるヘッドアクセサリーの一種で、王冠のように頭の輪郭全体に沿って飾りが施されているものを指します。 ティアラと混同されることもありますが、ティアラが額から頭頂部にかけて前面だけに飾りが付いているのに対し、クラウンは後頭部までぐるりと一周飾られているのが特徴です。 素材やデザインも実に様々で、ラインストーンやパール、ビーズなどを贅沢に使って華やかに仕上げたものや、繊細なレースやリボンで上品にまとめたもの、植物モチーフで可愛らしくアレンジしたものなど、花嫁の個性や好みのスタイルに合わせて幅広いバリエーションの中から選ぶことができます。 クラウンの歴史は古く、古代エジプトの時代から王族や貴族の象徴として身につられてきました。現代においても、クラウンは気品や華やかさを演出してくれるアイテムとして、多くの花嫁から支持されています。