ウェディング研究家
- シビルウエディングとは
シビルウエディングとは、特定の宗教にとらわれず、集まった参列者全員が結婚の証人となる、自由な形式の結婚式です。「市民結婚式」とも呼ばれ、従来の宗教儀式とは異なるスタイルが魅力です。
教会式や神前式のような厳かな雰囲気とは異なり、アットホームで温かい式を挙げたいと考えるカップルに人気を集めています。
従来の結婚式では、決まった形式や伝統的なしきたりに従うことが求められる場合が多くありました。しかし、シビルウエディングでは、新郎新婦の希望や個性を自由に表現することができます。
例えば、結婚式の場所も、役所や公共施設、レストラン、ホテル、ガーデンなど、自由に選ぶことができます。また、結婚式の演出や衣装も、自分たちの好みに合わせて決めることができます。
さらに、シビルウエディングは、宗教上の制約がないため、異なる宗教や宗派を持つカップルでも安心して結婚式を挙げることができます。
このように、シビルウエディングは、自由で柔軟なスタイルが魅力の結婚式です。自分たちらしさを大切に、思い出に残る結婚式を挙げたいと考えるカップルにおすすめです。
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幻想的な輝き!フローティングキャンドルの魅力
- 水に浮かぶ癒やしの灯り
水に浮かぶ癒やしの灯り、それがフローティングキャンドルです。
その名の通り、水を張った場所に浮かべて楽しむキャンドルで、グラスやボウルはもちろん、プールなど場所を選ばずに使用できます。
火を灯すと、水面にゆらゆらと揺れる幻想的な光を生み出し、周囲をロマンチックで癒やしの雰囲気で包んでくれます。
日常の喧騒を忘れさせてくれる、穏やかな時間を演出してくれるでしょう。
フローティングキャンドルは、シンプルなものから花びらや貝殻などで装飾されたもの、アロマオイルを配合したものなど、様々な種類があります。
お好みのキャンドルを見つけて、癒やしの空間を創り出してみてはいかがでしょうか。
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結婚式の感謝を込めて:お礼のマナー
- 結婚式の『お礼』とは
結婚式は、新郎新婦にとって人生最良の日ですが、たくさんの人たちの助けがあってこそ、成功させることができます。受付、余興、二次会の幹事など、様々な場面でゲストにお手伝いをお願いする場面が出てくるでしょう。こうした方々へ、感謝の気持ちを込めて渡す金一封のことを『お礼』と呼びます。
結婚式という特別な日を支え、盛り上げてくれた方々へ、心からの感謝を伝える大切な慣習と言えるでしょう。
具体的には、受付をしてくださった方には「受付お礼」、スピーチや余興をお願いした方には「お車代」や「御礼」、二次会の幹事をしてくださった方には「幹事お礼」といった形で感謝の気持ちを伝えます。
金額の相場は、お手伝いの内容や関係性によって異なりますが、一般的には5,000円から30,000円程度が相場です。
お礼は、感謝の気持ちを込めて、丁寧に渡すようにしましょう。表書きは「寿」や「御礼」とし、水引は紅白の蝶結びを使用します。また、現金だけでなく、感謝の言葉を書いた手紙を添えるのも良いでしょう。
結婚式のお礼は、感謝の気持ちを表す大切なものです。金額や渡し方に迷う場合は、結婚式のプランナーや周囲の人に相談してみるのも良いでしょう。
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感謝を込めて贈る引出物:選び方とマナー
- 引出物とは
結婚式や披露宴は、新郎新婦にとって人生の晴れ舞台であり、その特別な日を共に祝ってくれたゲストの存在は、何にも代えがたい喜びとなります。
引出物とは、そんな大切なゲスト一人一人へ、感謝の気持ちを表すために新郎新婦から贈る贈り物のことを言います。単なる贈り物ではなく、結婚という人生の大きな節目を祝ってくれたことへの感謝と、これから始まる二人の未来に対する温かい祝福の願いが込められています。
引出物を選ぶ際には、ゲストへの感謝の気持ちはもちろんのこと、新郎新婦のこだわりやゲストの顔を思い浮かべながら、心を込めて品物を選ぶことが大切です。食器やタオルなどの日用品、お酒やお菓子などの consumables、カタログギフトなど、様々な種類の引出物があります。
一般的には、披露宴が終わりゲストが会場を後にする際、新郎新婦から直接手渡されることが多いです。
引出物は、ゲストにとってはその日の感動や喜びを思い起こさせる記念品としての意味合いも持ち合わせています。そのため、後々まで大切に使い続けてもらえるような、実用性と記念性を兼ね備えたものを選ぶことが重要と言えるでしょう。
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結婚式の親族紹介:円滑な親戚づきあいのために
- 親族紹介とは結婚式という一大イベントを控え、両家の親族が初めて顔を合わせる場、それが親族紹介です。結婚を機に親戚となる両家の家族が、お互いに挨拶を交わし、親睦を深めるための大切な機会となります。結婚式は、新郎新婦が愛を誓い合う場であると同時に、両家の家族にとっても、新しい家族の繋がりを祝う特別な日です。しかし、初対面の親族も多く、緊張や戸惑いを感じやすい場でもあります。そこで、親族紹介は、結婚式という晴れの舞台の前に、両家の家族が和やかな雰囲気の中でお互いを知り、親しみを育むことで、結婚式当日を安心して迎えられるようにする役割を担います。親族紹介では、自己紹介と共に、家族構成や職業など、簡単な情報を交換します。会話を通して、お互いのことを理解し、共通の話題を見つけることで、親近感が生まれ、会話が弾むきっかけとなります。また、今後の親戚付き合いにおいても、顔を合わせて挨拶を交わしておくと、結婚式当日やその後の集まりでも、自然と会話ができるようになるでしょう。親族紹介を通して、両家の家族が心を通わせ、温かい親戚関係を築くことは、新郎新婦の未来にとっても大きな支えとなり、幸せな家庭を築くための礎となるでしょう。
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自由な誓い:シビルウエディングの魅力
- シビルウエディングとは
シビルウエディングは、教会や神社などの宗教的な儀式ではなく、法律に基づいた婚姻の成立に重きを置く結婚式スタイルです。
欧米諸国では、宗教婚よりも一般的な形式として広く浸透しており、結婚証明書への署名を結婚の誓約として重要な儀式と位置づけています。
日本では、婚姻届の提出と結婚式は別々の日に行うことが一般的ですが、シビルウエディングでは、結婚式の中で「婚姻届受理証明書」を披露します。
そして、参列者全員の前で法的に夫婦になったことを宣言するという、厳粛かつ感動的なセレモニーが特徴です。
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フレンチスリーブの魅力: 結婚式に最適な理由とは?
- フレンチスリーブとはフレンチスリーブとは、肩から二の腕にかけて優しく包み込む、短めの袖のことです。 ノースリーブのように肩を完全に露出するわけではないので、肌の露出を抑えたいという方にもおすすめです。 一方で、一般的な半袖よりも袖丈が短いため、軽やかで涼しげな印象を与えます。フレンチスリーブが結婚式の参列衣装として人気が高い理由は、上品さと華やかさを兼ね備えている点にあります。 肩や二の腕をさりげなくカバーすることで、露出を抑えつつも女性らしい曲線を美しく見せることができます。 また、アクセサリーやボレロとの相性も良く、様々なアレンジを楽しむことができるのも魅力です。 結婚式という華やかな場にふさわしい気品と華やかさを兼ね備えたフレンチスリーブは、多くの女性から支持を集めているのです。
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結婚式の縁起担ぎ!お日柄の選び方
結婚式という人生の晴れの舞台。日取りを決める際には、さまざまな要素を考慮しますが、その中でも「お日柄」は古くから大切にされてきました。「お日柄が良い」や「お日柄が悪い」といった言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、お日柄とは具体的にどのようなものなのか、詳しく知っている方は意外と少ないかもしれません。
お日柄とは、簡単に言えばその日の吉凶を表すものです。これは、暦の上で吉凶を占う六曜星に基づいて決められています。六曜星は、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の六種類からなり、それぞれ異なる意味を持っています。
結婚式のようなお祝い事には、伝統的に大安や友引といった吉日を選ぶことが多く、逆に仏滅や赤口といった日は避ける傾向にあります。これは、良いお日柄の日を選ぶことで、結婚式がより素晴らしいものとなり、夫婦としての門出を祝うのにふさわしいとされているためです。
もちろん、お日柄は絶対的なものではありません。最近では、お日柄よりも自分たちの都合や希望を優先して日取りを決めるカップルも増えています。
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結婚における親族書とは?
結婚が決まると、両家の顔合わせや結納など、本格的に結婚準備が始まります。そんな中、「親族書」という言葉に初めて触れる方もいるのではないでしょうか。親族書とは、両家の家族構成や親戚関係を分かりやすく一覧にした書類のことです。
かつて結婚は、家と家との結びつきを大切にするものでした。そのため、親族書は単なる書類ではなく、お互いの家系を理解し、尊重し合うための大切なツールとしての役割を担っていました。結婚相手だけでなく、その家族や親戚との関係を深めていく上でも、親族書は重要な役割を果たしていたのです。
しかし、現代では結婚に対する価値観も多様化し、親族との関わり方も変化してきました。そのため、親族書を作成するかどうかは、両家でよく話し合って決めることが大切です。
もし親族書を作成する場合は、両家の情報に誤りがないか、十分に確認することが重要です。親族書の作成を通して、結婚に対する意識を高め、両家の絆を深めるきっかけにしましょう。
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結婚式に最適!上品なシニョンヘアアレンジ
- シニョンとはシニョンとは、後ろで髪をまとめ、丸くすっきりとした形に整えた髪型のことを指します。
この言葉はフランス語で「束ねた髪」や「まげ」を意味する言葉が由来となっています。
日本ではその可愛らしい見た目から「お団子頭」と表現されることも多いです。
シニョンは、高さや大きさ、髪飾りの有無や種類によって雰囲気が大きく変わるため、様々なバリエーションを楽しむことができます。
例えば、高めにまとめたシニョンは華やかで可愛らしい印象を与え、低めにまとめたシニョンは上品で落ち着いた印象を与えます。
また、大きめのシニョンは華やかでゴージャスな雰囲気を演出し、小さめのシニョンは可憐で可愛らしい雰囲気を演出します。
さらに、ティアラや生花などの髪飾りを添えることで、より華やかで個性的なシニョンに仕上げることができます。
このように、シニョンは様々なアレンジが可能なため、自分のなりたいイメージに合わせて自由に楽しむことができる髪型と言えるでしょう。
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知っておきたい!引出結納の基礎知識
- 引出結納とは?結婚が決まると、両家の親族が集まり、これから始まる新しい家族の幸せを願って様々な儀式を行います。その中でも、結婚の約束を正式に交わす儀式である結納は、古くから大切にされてきました。日本では、この結納の際に、地域特有の風習が見られることがあります。
「引出結納」もそんな地域特有の風習の一つで、主に東海地方や九州地方で見られます。これは、結納の儀式の中で、男性側から頂いた結納品の一部を女性側が返すことを指します。
一般的に「結納返し」と呼ばれるものとほぼ同じ意味合いを持っていますが、地域によっては、「引出結納」という言葉が使われています。
結納は、両家の結びつきを祝うと同時に、これから始まる新しい家族の繁栄を願う意味も込められています。「引出結納」には、ただ単に贈られたものを返すのではなく、両家の気持ちが通い合い、感謝の気持ちを形にするという大切な意味が込められているのです。
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お茶見せ – 九州の温かい婚約の儀式
- お茶見せとは「お茶見せ」とは、主に九州地方で古くから伝わる、両家の婚約を祝うための温かい習わしです。結納とは別の機会に設けられ、両家の親族や親しい人々を招き、改めて婚約の報告と感謝の気持ちを伝える場として大切にされています。格式張った儀式というよりも、和やかな雰囲気の中で行われることが多く、両家の親睦を深める良い機会となっています。お茶見せという名前の通り、お茶とお菓子でもてなすことが一般的ですが、食事を共にしたり、簡単な贈り物をしたりする場合もあります。お茶見せは、両家の結びつきをより一層強め、結婚に向けての準備を進めるための大切な節目と言えるでしょう。最近では、形式にこだわらず、両家の希望に合わせて行うケースも増えています。伝統的な風習と現代的なスタイルを融合させながら、新しい形の婚約の祝い方が広がっています。
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結婚式のスーツスタイル解説! フレンチカフスで差をつける
結婚式という人生の晴れ舞台に立つ新郎にとって、服装選びは重要な要素の一つです。多くの場合、新郎はスーツを着用しますが、その中でもひときわ格式高い印象を与えるのがフレンチカフスです。
フレンチカフスとは、シャツの袖口を折り返してカフスボタンで留めるデザインのことで、通常のボタンで留めるシャツとは一線を画す華やかさと上品さを持ち合わせています。
フレンチカフスの最大の魅力は、何と言ってもその洗練された雰囲気にあります。シンプルな動作で袖口を留める仕草は、周囲にエレガントな印象を与え、新郎の品格をより一層引き立ててくれるでしょう。
また、カフスボタンのデザインや素材によって、個性やセンスを表現できるのもフレンチカフスの魅力です。結婚式という特別な日にふさわしい、華やかで個性的なカフスボタンを選ぶことで、自分らしさを演出することができます。
フレンチカフスは、結婚式という格式高い場にふさわしい、新郎の装いを格上げするアイテムと言えるでしょう。袖口から覗く洗練された輝きは、ゲストの記憶にも深く刻まれることでしょう。
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結婚式の基礎知識:親族書とは?
結婚式の準備といえば、華やかなドレスや煌びやかな会場選びに心が躍るものですが、忘れてはならないのが両家の結びつきを深めることです。結婚は二人の新しいスタートであると同時に、二つの家族が繋がる大切な機会でもあります。そこで重要な役割を果たすのが「親族書」です。
親族書とは、お互いの家族構成を具体的に記した書類のことです。一般的には、夫婦の氏名、続柄、年齢などを記載し、家族の全体像を一覧で把握できるようにします。この書類を交換し合うことで、両家は結婚する二人の背景にある家族関係を理解し、親睦を深めることができます。
特に、結婚式や披露宴では、親族一同が集まる場となります。親族書があれば、初めて会う親族の名前や顔、関係性を事前に確認できるため、安心して会話をすることができます。また、席次表の作成や、親族紹介のスピーチなど、円滑な進行にも役立ちます。
親族書の作成は、結婚の準備を通して改めて家族の絆を感じる貴重な機会となるでしょう。そして、両家の親睦を深め、結婚式の成功に繋がる大切な一歩となるはずです。
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結婚式のお菓子、引菓子の選び方
結婚式に出席すると、華やかな包みの引き出物とは別に、持ち帰りやすいサイズのお菓子をもらうことがありますよね。それが「引菓子」です。
引菓子は、もともとは結婚式で振る舞われたお料理を、ゲストに持ち帰ってもらったことが由来とされています。昔は今のように食べ物を持ち帰るための便利な箱などはなく、葉っぱや紙に包んで持ち帰っていました。時代が流れるにつれて、持ち帰りやすいお菓子が主流となっていったのです。
引菓子は、結婚式でいただいた幸せや喜びを、ゲストと分かち合うという意味が込められています。そのため、夫婦の始まりの象徴である砂糖を使ったお菓子が選ばれることが多くありました。
近年では、洋菓子や縁起が良いとされるバームクーヘン、地域の銘菓などが選ばれることも多く、ゲストの顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちを込めて選んでいるカップルも多いようです。
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料理説明で深まる感動!シェフの想いを味わうひととき
結婚式のお食事は、単なる食事を超えて、新しい夫婦の門出を祝う特別な時間です。
その特別な時間をさらに輝かせるのが、シェフ自らが各テーブルを回り、心を込めて作った料理について説明する演出です。
シェフがテーブルに登場すると、ゲストの期待感は一気に高まります。
美味しい料理の香りが会場に漂い、ゲストはこれから始まる食事への期待に胸を膨らませます。
シェフは、それぞれの料理に込めた想いや、食材選びのこだわりなどを、ゲストに語りかけます。
ゲストは、シェフの言葉に耳を傾けながら、目にも美しい料理を楽しみます。
五感を刺激するシェフとの触れ合いは、ゲストの心を和ませ、忘れられない思い出となるでしょう。
それは、新郎新婦とゲスト、そして料理人、それぞれが心を一つにする、結婚式という特別な日のための演出です。
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ウェディングドレスを華やかに彩る『フレア』の魅力
- 『フレア』とは『フレア』とは、スカートや袖口に施される、布を広げて動きと優雅さを演出するデザインのことです。裾に向かって大きく広がるその形状は、まるで花が咲いたような美しさで、華やかで印象的なシルエットを作り出します。ウェディングドレスにおいて、『フレア』は花嫁の美しさをより一層引き立てるための重要な要素と言えるでしょう。歩くたびに揺れ動くスカートは、花嫁の動きに合わせ、軽やかで優美な雰囲気を演出します。また、『フレア』のデザインは、体型カバーの効果も期待できます。広がるラインが気になる部分を隠し、バランスの取れた美しいシルエットを実現します。『フレア』にも様々な種類があり、大きく広がるものから控えめなものまで、そのデザインは多岐に渡ります。素材やデザインによって印象が大きく変わるのも『フレア』の魅力の一つです。例えば、チュール素材の『フレア』は、軽やかで可愛らしい印象を与えます。一方、サテン素材の『フレア』は、上品で洗練された印象を与えます。このように、『フレア』は花嫁の個性を表現するための大切な要素の一つです。自分に似合う『フレア』を見つけて、最高の一日をさらに輝かせましょう。
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結婚式の親族集合写真:知っておきたい基礎知識
- 親族集合写真とは
結婚式という特別な舞台で、新郎新婦と両家の家族が寄り添い、永遠の思い出を写真に刻む儀式、それが親族集合写真です。
結婚式というかけがえのない日に、両家の結びつきを目に見える形で残せるため、古くから大切にされてきました。
この写真は、単なる記録ではありません。
時が経ち、写真を見返す度に、結婚式の日の感動や喜びが鮮やかに蘇ります。
そして、写真に映る家族の笑顔は、家族の絆を再確認させてくれると共に、未来へと続く家族の歴史を象徴する貴重な宝物となるでしょう。
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結婚式のお色直し、その魅力と最新トレンドをご紹介
- お色直しとは?
結婚式と披露宴の間には、新郎新婦が衣装を替える「お色直し」という慣習があります。かつては、白無垢から色打掛へ、または白一色 attire から華やかな色合いの衣装へとお色直しをするのが一般的でした。これは、白無垢が「嫁ぎ先の家に染まる」ことを象徴する衣装であったため、披露宴で色鮮やかな衣装を身に付けることで、新たな家の色に染まっていくことを表現していたのです。
現代では、白無垢や色打掛に代わって、ウエディングドレスからカラードレスへとお色直しをすることが主流となっています。和装から洋装へ、あるいはその逆へと、多様な組み合わせが見られるようになったのも、現代ならではの特徴と言えるでしょう。
お色直しは、単なる衣装替えではなく、その場にいるゲストに新鮮な印象を与えるとともに、式に変化をもたらす効果もあります。
例えば、ウエディングドレス姿で厳粛な挙式を行い、華やかなカラードレス姿で楽しい披露宴の時間を過ごす、といったように、衣装を変えることで式の雰囲気を一新することができます。また、お色直しをすることで、感謝の気持ちを込めて、ゲストに異なる装いを披露するという意味合いも込められています。
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和装の粋 ~引き振袖の魅力~
- 引き振袖とは
引き振袖とは、その名の通り袖を引きずるほど長い袖が特徴の着物です。
未婚女性の第一礼装とされ、成人式で着用する振袖よりも格の高い、非常に格式高い着物として知られています。
袖の長さは、時代や流行によって変化してきましたが、現代では「大振袖」「中振袖」「小振袖」の三種類に大別されます。
大振袖は、袖丈が110cm以上の最も格式高い引き振袖で、かつては公家や武家の婚礼衣装として用いられていました。
中振袖は、袖丈が100cm前後で、現代では最も一般的な引き振袖です。
小振袖は、袖丈が90cm前後と短めで、動きやすさから人気を集めています。
引き振袖は、格調高い場にふさわしい華やかさと、優美なシルエットが魅力です。
豪華な刺繍や金箔が施されたものも多く、花嫁の美しさをより一層引き立てます。
近年では、伝統的な柄だけでなく、現代的なデザインを取り入れたものや、洋髪に合わせるなど、
自分らしい着こなしを楽しむ人も増えています。
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ウェディングドレスの基礎知識:フルレングスの魅力
- フルレングスとはフルレングスとは、ドレスの裾が床につくほどの長さを持つドレスのことを指します。その名の通り、足元まで届くことから「Full Length」(フルレングス)と呼ばれ、「Full」は「いっぱいの」、「Length」は「長さ」を意味します。ウェディングドレスにおいて、フルレングスは特に人気のある丈です。その理由は、花嫁の立ち姿を美しく、そして優雅に見せてくれるからです。歩くたびに裾が美しく流れ、その姿は参列者の目を惹きつけます。フルレングスは、格式高い印象を与えるため、厳粛な教会式や、華やかなホテルウェディングなど、様々なスタイルの結婚式に最適です。また、デザインや素材も豊富にあり、可愛らしい雰囲気から、上品で洗練された雰囲気まで、幅広いイメージのドレスを選ぶことができます。
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五感を魅せる!シェフのデモンストレーション演出
結婚式は、二人の新しい人生のスタートを祝う、生涯で一度きりの特別な日です。
招待したゲストへのおもてなしとして、料理は特にこだわりたいポイントの一つと言えるでしょう。
定番のコース料理や、自由に料理を選べるビュッフェスタイルも魅力的ですが、近年、ゲストの記憶に深く刻まれる演出として注目を集めているのが「シェフのデモンストレーション」です。
目の前で繰り広げられるシェフの華麗な手さばきは、まるで魔法を見ているかのような感動を与え、食欲をそそる音や香りは、会場全体を幸せな空気に包みます。それは、まさに五感を刺激するエンターテイメントと呼ぶにふさわしい演出です。
ゲスト同士がその場で感動を分かち合うことで、会場全体に一体感が生まれ、自然と会話も弾むでしょう。「シェフのデモンストレーション」は、忘れられない特別な一日を演出してくれる、最高のサプライズとなるはずです。
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親への感謝を形に。結婚式の親贈呈用ギフト
結婚式は、新郎新婦にとって人生の門出を祝う特別な日であると同時に、これまで愛情深く育ててくれた両親への感謝の気持ちを伝える大切な機会でもあります。近年、結婚式の定番になりつつあるのが、感謝の気持ちを形にして贈る「親贈呈用ギフト」です。
かつては、感謝の気持ちを込めて花束を渡すことが主流でしたが、近年では、感謝の気持ちをより一層表現できる、オリジナリティあふれる贈り物が人気を集めています。
定番の花束も、両親の好きな色や花言葉で選ぶことで、感謝の気持ちがより一層伝わるでしょう。また、手作りの品物は、世界にたった一つの贈り物として、心を込めて作った温かみが伝わります。例えば、新郎新婦が幼い頃からの写真を集めたフォトアルバムや、感謝の言葉を刺繍したハンカチなどは、両親にとって忘れられない宝物になるでしょう。
さらに、思い出を振り返ることのできるギフトも人気です。新郎新婦が生まれた時の体重で作るウェイトベアや、両親の名前を入れた詩を贈るネームインポエムは、感動的で記憶に残る贈り物となるでしょう。
このように、親贈呈用ギフトには様々な選択肢があります。これから結婚式を迎える新郎新婦は、感謝の気持ちを込めて、両親にぴったりの贈り物を見つけてみてはいかがでしょうか。
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結婚祝いのお返し、誰に何を贈る?
- お祝い返しとは結婚式の準備をしていると、招待客の皆様へ贈る引き出物の用意に追われるものですが、結婚祝いというのは、結婚式に招待したゲストの方々からいただくものとは限りません。 結婚式には招待していないけれど、結婚の報告をした友人や職場の方などからお祝いをいただくケースも少なくありません。このような場合、結婚式で招待客に贈る引き出物とは別に、「お祝い返し」を贈るのがマナーです。お祝い返しは、いただいたお祝いの気持ちに対して、感謝の気持ちを込めて贈るものです。結婚式の引き出物と混同してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、お祝い返しは、あくまでも結婚のお祝いをいただいた方に対して、そのお礼として贈るものです。そのため、結婚式の引き出物と同様のものを贈る必要はありません。お祝い返しの品物としては、お菓子や紅茶、タオルなどの消耗品が一般的です。いただいたお祝いの金額に合わせて、ふさわしいものを選びましょう。また、のしは「結婚内祝い」とし、夫婦連名で贈ります。お祝い返しは、結婚の報告を受けてから1ヶ月以内を目安に贈るようにしましょう。お祝いをいただいた方へ感謝の気持ちを伝えるとともに、新たな門出をお知らせする良い機会となります。
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