リハーサルディナーとは？招待客やマナーを紹介

リハーサルディナーとは？招待客やマナーを紹介

リハーサルディナーの概要

– リハーサルディナーの概要リハーサルディナーとは、結婚式の前夜に、新郎新婦と両家の家族、そして結婚式で重要な役割を担う人たちなどが集まって行う食事会のことです。
欧米では古くからある習慣ですが、日本ではまだあまり浸透していません。しかし、近年では、感謝の気持ちを伝える場として、あるいは両家の親睦を深める場として、リハーサルディナーを取り入れるカップルも増えてきています。リハーサルディナーの大きな目的は、結婚式のリハーサル後、親しい人たちとリラックスした時間を過ごすことにあります。結婚式本番は、華やかである一方、新郎新婦にとって緊張感で包まれがちです。
その点、リハーサルディナーは、よりアットホームな雰囲気の中で、ゲストとゆっくりと語り合い、笑顔を交わすことができる絶好の機会といえます。

従来の結婚式のような形式ばった堅苦しい場ではなく、感謝の気持ちや喜びを分かち合い、ゲストとの距離を縮める、あたたかな時間を持つことができるでしょう。

招待するゲスト

– 招待するゲスト

結婚式の前夜や数日前に開催されるリハーサルディナー。
誰を招待するかは、結婚式と同じくらい頭を悩ませるものです。
基本的には、両家の家族や結婚式で重要な役割を担う方々を中心に招待します。

具体的には、新郎新婦それぞれの両親や兄弟姉妹はもちろろんのこと、
祖父母や親族の代表者なども招待するのが一般的です。
特に、遠方から来てもらう場合には、
前日からおもてなしをする意味でもリハーサルディナーへの招待がおすすめです。

また、結婚式でスピーチや余興をお願いしている友人や同僚なども
招待する場合があります。
日頃の感謝の気持ちを込めて、
結婚式本番前にゆっくりと時間を共有するのも良いでしょう。

招待状を送る際には、
結婚式とは別のイベントであることを明記し、
服装や開始時間、場所などの詳細を伝えるようにしましょう。

服装

– 服装

リハーサルディナーは、結婚式の前夜に行われる大切なイベントです。結婚式本番ほどかしこまった服装である必要はありませんが、リラックスしすぎるのも考えものです。

基本的には、「セミフォーマル」を意識して服装を選びましょう。

男性であれば、スーツやジャケットスタイルがおすすめです。ネクタイを着用するかどうかは、会場の雰囲気や時間帯によって判断しましょう。

女性は、ワンピースやブラウスにスカートなどを合わせるのが良いでしょう。華やかすぎるアクセサリーや露出の高い服装は避け、上品な印象のものを選ぶように心がけてください。

ただし、会場の雰囲気や時間帯、季節によっても適切な服装は異なります。例えば、格式高いレストランやホテルで行われる場合は、よりフォーマルな服装が求められるでしょう。逆に、カジュアルなレストランや屋外で行われる場合は、少しラフな服装でも問題ないでしょう。

迷った場合は、結婚式の招待状に記載されているドレスコードを確認したり、新郎新婦に相談してみるのも良いでしょう。

食事の内容

– 食事の内容

結婚式の前の晩餐会として、大切なゲストをもてなすリハーサルディナー。
その食事の内容は、大きく分けてコース料理とビュッフェスタイルの二つがあります。
格式高いレストランやホテルの場合は、洗練されたコース料理が一般的です。
一方、レストランウェディングやゲストハウスウェディングなど、カジュアルな雰囲気の会場であれば、ビュッフェスタイルが人気を集めています。

ビュッフェスタイルの魅力は、ゲストが自分のペースで好きなものを選べるという点にあります。
たくさんの料理がテーブルに並び、ゲスト同士が会話しながら料理を取りに行く様子は、和やかな雰囲気に包まれます。

近年では、さらにカジュアルな立食形式のリハーサルディナーも人気です。
軽食やドリンクを片手に、ゲスト同士が自由に歓談できるスタイルは、アットホームな雰囲気でゲストとの距離を縮めるのに最適です。

いずれの形式を選ぶにしても、最も大切なのは、ゲストがリラックスして食事を楽しめる雰囲気作りです。
新郎新婦はゲストへの感謝の気持ちを忘れずに、食事の内容や会場の雰囲気を決めましょう。

スピーチや余興

– スピーチや余興

結婚式の披露宴といえば、ゲストのスピーチや友人による余興は定番の演出です。
心に残る言葉を贈りたい、二人を笑顔にしたいという気持ちは誰もが同じですが、いざ本番となると緊張してうまく話せないかもしれません。
そこでおすすめなのが、リハーサルディナーでスピーチや余興を行うという方法です。
リハーサルディナーは、披露宴に比べてリラックスした雰囲気の中でゲストと新郎新婦が食事を楽しむ会なので、緊張しやすい方でも落ち着いて話せるでしょう。

ただし、あくまでもアットホームな会なので、格式張ったスピーチや大掛かりな余興は避け、短い時間で終わるものを心がけましょう。
例えば、新郎新婦との心温まるエピソードを交えながら感謝の気持ちを伝えるスピーチや、二人の好きな曲をギターで弾き語りするなど、カジュアルな演出が喜ばれます。

また、新郎新婦へのサプライズとして、二人の思い出の写真や映像を流すのも良いでしょう。
リハーサルディナーは、結婚式本番前にゲストと新郎新婦が親睦を深めることができる貴重な機会です。
スピーチや余興を通して、思い出に残る素敵な時間を共有しましょう。