結婚式の象徴、ユニティキャンドルとは？

結婚式の象徴、ユニティキャンドルとは？

結婚式に灯る３本のキャンドル

結婚式という特別な日に、二人の未来を明るく照らすように灯されるキャンドル。その幻想的な光は、参列者の心を温かく包み込み、忘れられない感動を与えてくれます。近年、多くのカップルに選ばれている演出の一つに「ユニティキャンドル」があります。これは、結婚の誓いの証として、特別な意味を持つ３本のキャンドルに火を灯す儀式です。両端に置かれた２本のキャンドルは、それぞれ新郎と新婦、そしてこれまで二人を支えてきた家族を表しています。そして、結婚の誓いの言葉とともに、新郎新婦がそれぞれのキャンドルを持って中央の１本のキャンドルに灯を移します。この瞬間、会場全体が静寂に包まれ、二人の未来への希望に満ちた輝きが灯ります。中央に配置された１本のキャンドルは、夫婦として共に歩み始める二人の未来を象徴しています。それは、それぞれの過去を大切に抱きしめながら、これからは一つの光として、共に喜びを分かち合い、困難を乗り越えていくという二人の決意を表しているのです。ユニティキャンドルセレモニーは、結婚式の演出としてだけでなく、夫婦としての絆を再確認し、愛を深めるための大切な儀式と言えるでしょう。

両家の母から息子・娘へ

結婚式・披露宴のクライマックスで感動を呼ぶ演出の一つに、キャンドルセレモニーがあります。
その中でも、両家の母親から新郎新婦へ愛情と祝福を込めてキャンドルの灯火を継承する「両家の母からのキャンドル点火」は、参列者の涙を誘う感動的なシーンです。
これまで息子や娘を大切に育ててきた愛情の灯を、新しい家庭を築く二人へ託す、その美しい象徴性から人気を集めています。
母の温かい眼差しと、キャンドルの灯火に照らされた新郎新婦の表情は、参列者の記憶に深く刻まれることでしょう。

セレモニーではまず、新郎の母親が新郎側のキャンドルに、新婦の母親が新婦側のキャンドルにそれぞれ火を灯します。
そして、その灯火を新郎新婦へと手渡します。
愛情と祝福の象徴であるキャンドルの灯火は、これから始まる新しい章を明るく照らし、二人を導いてくれるでしょう。

二人の未来を明るく照らす

いよいよ結婚式もクライマックスに近づき、会場は温かな雰囲気に包まれます。静寂の中、新郎新婦の手元にそれぞれキャンドルが灯されます。これは、これまでの人生を象徴する炎です。新郎にはこれまで支えてくれた家族や友人との思い出が、新婦には愛情深く育ててくれた家族との時間が、それぞれの炎に映し出されているかのようです。
そして、すべての視線が集まる中、二人はゆっくりと歩み寄り中央のキャンドルへと歩を進めます。そして、これまで別々の道を歩んできた二人が、夫婦として新たな人生を共に歩み始めることを誓い、それぞれのキャンドルから中央のキャンドルに同時に火を灯します。
二つの炎が一つになる瞬間、会場からは温かい拍手と祝福の言葉が湧き上がります。この瞬間は、二人の愛と絆がより強固なものとなるようにとの願いが込められています。中央のキャンドルに灯った火は、参列者全員が見守る中、二人の未来を明るく照らします。それは、これから始まる新しい章の幕開けを告げ、二人の未来が永遠の幸せで満たされることを予感させます。

キリスト教式で人気

– キリスト教式で人気

キリスト教式で人気を集めている演出の一つに、ユニティキャンドルがあります。

元々はキリスト教の結婚式で伝統的に行われてきた儀式であるユニティキャンドルですが、近年では宗教の枠を超えて、様々なスタイルの結婚式で取り入れられるようになっています。

ユニティキャンドルの魅力は、幻想的な美しさにあります。ろうそくに灯された炎の揺らめきは、それだけで参列者の心を和ませ、厳かで神聖な雰囲気を演出します。

また、ユニティキャンドルは、家族の絆を象徴するという意味も持ち合わせています。新郎新婦それぞれの母親が、両端に置かれたキャンドルに火を灯し、その中央に置かれたユニティキャンドルに、新郎新婦が一緒に火を灯します。これは、これまで別々の道を歩んできた二つの家族が一つになり、新しい家族が誕生する様子を表現しています。

さらに、夫婦としての新たな門出を象徴する演出としても人気があります。一つの炎となったユニティキャンドルは、これから夫婦として共に歩んでいく未来を表しており、参列者に感動と希望を与えることでしょう。

結婚式の演出に迷ったら、ぜひユニティキャンドルを検討してみてください。きっと、忘れられない感動的な瞬間を演出できるはずです。