披露宴

結婚式BGMの選び方:ふたりの世界観を彩る音楽

結婚式BGMの選び方:ふたりの世界観を彩る音楽

ウェディングの質問

結婚式の音楽で『BGM』ってよく聞くけど、どういう意味?

ウェディング専門家

良い質問だね。『BGM』は『バックグラウンドミュージック』の略で、結婚式や披露宴の間、背景で流れている音楽のことだよ。

ウェディングの質問

背景で流れる音楽か!じゃあ、どんな時に流れるの?

ウェディング専門家

新郎新婦の入場やケーキカット、手紙を読む時など、色々な場面で雰囲気を盛り上げるために流れるんだ。式場にある曲を選んだり、自分たちの好きな曲を持ち込むこともできるんだよ。

BGMとは。

結婚式で使う「BGM」は、披露宴会場で背景に流す音楽のことです。新郎新婦の入場、ケーキカット、花嫁からの手紙など、それぞれの場面に合った曲を選びます。式場で用意されている曲の中から選ぶことも、新郎新婦が好きな曲を持ち込むこともできます。

披露宴を彩るBGMとは

披露宴を彩るBGMとは

結婚式という特別な日を彩る上で、BGMは決して欠かせない要素の一つです。披露宴会場に足を踏み入れた瞬間から、ゲストの耳に心地よく響く音楽は、単なる背景音楽ではありません。新郎新婦の人柄や、これまでの人生、そしてこれから共に歩む未来を表現する、大切な役割を担っていると言えるでしょう。

例えば、チャペル式で厳粛な雰囲気の中、新婦が入場するシーンには、 Wagner(ワーグナー)の「結婚行進曲」など、感動的な場面を盛り上げる壮大な楽曲が選ばれることが多いでしょう。一方、披露宴の歓談中は、ゲストがリラックスして食事や会話を楽しめるように、軽快なテンポのポップスや、誰もが知っている馴染みのある曲などが選ばれます。

そして、花嫁が両親へ感謝の気持ちを伝える手紙を読むシーンでは、静かで感動的なメロディーの楽曲を選ぶことで、会場全体が感動的な空気に包まれ、忘れられない瞬間を作り出すことができます。このように、それぞれのシーンに合わせて選曲することで、会場全体の雰囲気は大きく変わり、結婚式という特別な一日の演出に大きく貢献してくれるでしょう。

シーン BGMの例 効果・目的
新婦入場 Wagner(ワーグナー)の「結婚行進曲」など 感動的な場面を盛り上げる
披露宴の歓談中 軽快なテンポのポップス、誰もが知っている馴染みのある曲 ゲストがリラックスして食事や会話を楽しめるように
花嫁から両親への手紙 静かで感動的なメロディーの楽曲 感動的な空気を作り出し、忘れられない瞬間にする

定番から個性派まで:BGMの種類

定番から個性派まで:BGMの種類

結婚式に欠かせない要素の一つに、雰囲気を盛り上げる音楽がありますね。多くの場合、厳かで格式高いクラシック音楽や、誰もが知る結婚式の定番曲を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、近年では、新郎新婦の個性を表現した、自由な選曲も人気を集めています。
たとえば、二人の思い出が詰まった映画のサウンドトラックや、青春時代を彩った懐かしいJ-POP、あるいは、穏やかで心地よいジャズなど、そのバリエーションは実に広がりを見せています。
大切なのは、自分たちらしさを表現し、式に参列してくれたゲストに心から楽しんでもらうことです。
会場の雰囲気やテーマに合わせた選曲も、結婚式をさらに特別なものにするでしょう。
例えば、開放的なガーデンウェディングであれば、軽快なボサノバがぴったりです。また、伝統的な和装婚なら、雅楽を取り入れることで、より一層厳かな雰囲気を演出できます。
このように、音楽は結婚式のテーマや個性を際立たせる、重要な要素と言えるでしょう。

結婚式の音楽の選び方 具体例
新郎新婦の個性を表現した自由な選曲 ・思い出の映画のサウンドトラック
・青春時代のJ-POP
・穏やかなジャズ
会場の雰囲気やテーマに合わせた選曲 ・ガーデンウェディング:軽快なボサノバ
・和装婚:雅楽

会場提供の曲と持ち込み

会場提供の曲と持ち込み

結婚式という特別な日の雰囲気を大きく左右するBGM。その選曲方法は大きく分けて二つあります。一つは、会場側が用意したリストの中から選ぶ方法です。この方法の魅力は、クラシックからポップス、ジャズまで、幅広いジャンルの中から選曲できる点です。さらに、面倒な著作権処理も会場側が代行してくれるため、手間がかかりません。そのため、多くの新郎新婦に選ばれています。

しかし、中には「定番の曲ではなく、二人だけの思い出の曲を流したい」「オリジナリティあふれる演出をしたい」と考える方もいるでしょう。そのような場合は、新郎新婦自身でCDや音源を用意する「持ち込み」という方法もあります。思い出の曲や、こだわりのアーティストの楽曲で、結婚式をより自分たちらしい空間にすることができるでしょう。

ただし、持ち込みを希望する場合は、事前に会場側に確認が必要です。持ち込み可能な曲の種類や形式、持ち込み料の有無、必要な手続きなどを事前に確認しておきましょう。会場によっては、持ち込み自体ができない場合や、持ち込み料が別途発生する場合、再生可能なファイル形式に制限がある場合もあるため、注意が必要です。事前にしっかりと確認し、担当者と相談することで、安心して当日を迎えられます。

選曲方法 メリット デメリット 注意点
会場リストから選択
  • 幅広いジャンルから選曲可能
  • 著作権処理が不要
定番曲になりがち
持ち込み
  • 思い出の曲やこだわりのアーティストの楽曲を使用できる
  • オリジナリティの高い演出が可能
  • 持ち込み可能な曲の種類や形式、持ち込み料の有無、必要な手続きなどを事前に確認する必要がある
  • 会場によっては持ち込み自体ができない場合や、持ち込み料が別途発生する場合、再生可能なファイル形式に制限がある場合もある
  • 事前に会場側に確認
  • 担当者と相談

シーンに合わせた選曲のポイント

シーンに合わせた選曲のポイント

結婚式や披露宴は、新郎新婦はもちろん、ゲストにとっても特別な一日です。その大切な一日の雰囲気をさらに盛り上げるためには、シーンに合わせた選曲が重要になります。披露宴は、大きく分けて入場、歓談、イベント、退場という流れで構成されます。

まず、新郎新婦の入場シーンは、披露宴の幕開けを告げるとても大切な場面です。ゲストに二人の門出を印象付けるために、華やかで壮大なオーケストラの曲を選ぶと良いでしょう。

歓談中は、ゲストがリラックスして食事や会話を楽しめるような、軽やかで明るい曲が最適です。

ケーキカットやゲームなどのイベントでは、アップテンポな曲で会場の雰囲気を盛り上げ、ゲスト全員が参加できるような一体感を演出しましょう。

花嫁の手紙や両親へのプレゼント贈呈など、感動的なシーンでは、しっとりとしたバラードを選んで、感動的な雰囲気をより一層引き立てます。

そして、フィナーレとなる退場シーンでは、明るい希望に満ちた曲で、結婚式後の未来を予感させましょう。このように、それぞれのシーンに最適な曲を選ぶことで、結婚式全体にメリハリが生まれ、より感動的で心に残る一日となるでしょう。

シーン 選曲のポイント 具体的なイメージ
入場 華やかで壮大な曲 オーケストラなど
歓談 軽やかで明るい曲 リラックスできるBGM
イベント(ケーキカット、ゲームなど) アップテンポな曲 会場を盛り上げる曲
感動的なシーン(手紙、プレゼント贈呈など) しっとりとしたバラード 感動的な雰囲気を引き立てる曲
退場 明るい希望に満ちた曲 未来を感じさせる曲

BGMで感謝の気持ちを伝えよう

BGMで感謝の気持ちを伝えよう

結婚式は、新郎新婦にとって、人生の新たな章の始まりを祝う特別な日です。そして、これまで二人を支え、見守ってきてくれた家族や友人たちに、感謝の気持ちを伝える大切な機会でもあります。感謝の気持ちを伝える方法は様々ですが、BGMを通してメッセージを届けることも、深く心に響く方法の一つです。

例えば、両親への手紙を読むシーン。この感動的な場面では、両親との忘れられない思い出が蘇る曲や、両親が大切に聴いていた曲を選ぶことで、言葉では伝えきれない深い愛情と感謝の気持ちが伝わります。懐かしいメロディーが、温かい記憶を呼び起こし、感動的な雰囲気をさらに盛り上げてくれるでしょう。

また、結婚式を締めくくるエンドロールでは、ゲストへの感謝の気持ちを込めて、二人の思い出の写真と共に、感謝の気持ちを表現するような曲を流すのもおすすめです。アップテンポな曲で楽しい思い出を振り返ったり、感動的な曲で感謝の気持ちを伝えます。結婚式という特別な日の終わりに、ゲストの心に残る素敵な演出となるでしょう。

結婚式でのシーン BGMの例 目的
両親への手紙 両親との思い出の曲、両親が大切にしている曲 言葉では伝えきれない愛情と感謝の気持ちを伝える
エンドロール 二人の思い出の写真に合う曲、感謝の気持ちを表現する曲 ゲストへの感謝の気持ちを伝える